言語交換サイトで知り合ったイギリス人の友達と、実際に会ってきた

言語交換サイトで知り合ったイギリス人の友達と、実際に会ってきた

29/04/2018

私は「普通に日本で生活していたら得られないような、違う文化・価値観を持った外国人の友達が欲しい」、「英語がもっと使えるようになりたい」という思いから、ペンパルサイトや言語交換サイトなどを1年以上利用している。

自分としては長期間利用してみたものの、友達が欲しいけれど、やはりネット上でのやり取りだけでは本当の友達だと思えるような関係を築くのは難しいな、というのが正直な感想であった。

一番の理由として、メッセージのやり取りを長期間コンスタントにつづける事自体がとにかく難しい、という事が挙げられる。細く長く繋がっていれば、いつかは会えるかもしれないし、時々メッセージの交換をして近況報告だけでも良いのかもしれないが、結局疎遠になる可能性が高いなと感じていた。

そんな風に思っていたのだが、面白いことに奇跡的に半年以上メッセージのやり取りを続けていたイギリス人の友達が、先日日本へやってきたのである。

日本のアニメや文化が好きで、日本語を勉強しているという彼。日本語がもっと分かる様になってから日本へ来たいと言っていたのだが、なぜか早めに来たくなったらしい。2週間の滞在ということで、そんなに長く休みが取れて羨ましい限りである。

せっかくなので東京の観光地数カ所を案内した。また、カラオケに行ってみたい、日本食をいっぱい食べてみたい、温泉に行ってみたい…等の希望を叶えるため、私の仕事が休みの日はほぼ一緒に過ごしたのである。

その中で苦戦したのが、彼の話すイギリス英語である。

英語学習の際に、日本では学校教育でも基本的にアメリカ英語を習うし、アメリカ英語を身に付けておけば大丈夫でしょ…という特に根拠のない考えがあったので、リスニングもアメリカ英語で耳を慣らしていた。

彼が来日する2ヶ月くらい前から、イギリス英語もチェックしておいた方が良いよなと思い、イギリスのドラマ「Sherlock」を繰り返し見るようにしたのである。…が、初めてみたとき直ぐに「聞き取れない!!!」と衝撃を受け、これはヤバいかも…と直感した。

それからはなるべくイギリス英語に触れるようにしていたが、イギリス英語と言っても出身地によって発音がかなり違うということに気が付き、もう何ともならないかもしれないと、彼の英語が簡単には聞き取れない可能性がある事を覚悟したのである。

初日は初めて会った気恥ずかしさや、慣れない英語でのコミュニケーションということもあり、メッセージのやり取りのようにスムーズにはいかないもどかしさを感じた。しかし「気まずい」「早く帰りたい」等は全く思わなかったである。長期的にやり取りできる相手なら、初めて会っても長時間一緒にいられるものなのかと、不思議な感覚だった。

そこでふと気が付く。この人、たぶん私に会いたくて日本に来たのではないか、と。おいおい、どれだけ自信家なんだよと自分でも突っ込みたいところではあるが、ふとそう感じてしまったのだから仕方がない。

無理矢理理由を考えるとしたら、メッセージのやり取りの内容や、考えていたより早く日本に来ることにしたこと、大量のイギリスからのお土産、日本到着翌日すぐの日程で会う約束を取り付けてきたこと、行きたいところ・やりたいことは考えてあるけれど日時を決めた予定は立てていなかったこと、など。つまりは勘である。

シャイすぎて積極的じゃないから分かり難いことが度々あったけれど、とても誠実で好感が持てたし、2週間いるのに会うのが一日だけではもったいないと思い、私からまた一緒に観光しようと誘ったのであった。結局、彼の滞在期間中は私の休日ほぼすべて使い、観光やおしゃべり、温泉でリラックスなどを楽しんだのである。

会ったのは5日間、ほぼフルで一日中一緒に過ごした結果、彼の話す英語に少しずつ慣れ、いきなり話題を変えられたり予測不能な突拍子もないことを言われない限り、言っていることが理解できるようになったのである。初日はあんなに聞き取れなかったのに、驚きの結果である。せっかく相手を知る機会や英語に触れる機会があるのなら、最大限に生かした方が良いと積極的に動いてよかった。

彼の来日は本当に刺激的で楽しく、お互いにとてもいい時間が過ごせたと思う。そして、彼との関係がどうなったのかというと…もう予想はつくと思うが、まさかの国際遠距離恋愛に発展したのである。

イギリス人のシャイボーイを英語で口説く(笑)ということが出来たのも、英語を身に付けると決意して学習を続けてきたおかげである。私から動いた。モテない女は自分から動かないと恋愛なんて始まらない、が私のモットーである。英語を学習しなければ経験できないことが出来ているというだけで、やった甲斐はあった。

もっと英語ができるようになりたい。