週休3・4日制を導入して副業も解禁について思うこと

少し前に日本のニュースを久しぶりにチェックしてみたら、週休3・4日制の導入や副業を勧めるような内容の記事が多く出ていた。

遂にこうなってきたか…大変だな、というのが正直な感想だ。就職氷河期世代以降に厳しい政治が20年くらい続いているので、未来を考えない高齢者による政治は本当に酷い。

数十年かけて非正規雇用が増え、若い人たちには特にそうだが終身雇用制だけでなく、正社員という身分も維持できなくなっている。若い人たちにそういった不利な状況を押し付け、それを推進し続けた結果、今まで守ってきた正社員の人達にも週休3・4日制の導入によって、安定した身分を維持できなくなったのだろう。

政府が進めるこの方針は、結構インパクトのあることだと思う。

今までの「正社員だから」当たり前に守られていたのに、それが無くなる。この大きな変化に対応できなかったらどうなるか。家族を養わなければいけない状況なのに自分で稼ぐ力のない人は、切実な貧困の問題に向き合わなければならなくなる。

結婚して子供とか無理!と考える人は、ますます増えるのではないだろうか。

収入が減っても自由な時間が欲しい、副業をして自力で稼げるから構わない、という人は少ないだろう。どこかに雇われて働くということが普通で、それ以外にどうやって収入を得ればいいのか分からない多くの人にとって、厳しい環境になる。

実は、私は政府が進める週休三日制や自分で副業をするような生活を、かなり前から送ってきていた。

私は美容師の時に正社員と業務委託での働き方を経験し、まつげエクステの仕事の時は正社員・週休三日制正社員・業務委託と働き方を変えていった。その働き方を選んだ理由は、自分の時間が欲しかったのと、ネットを使って自力で稼げるようになりたかったからだった。ゆくゆくは雇われずに働くか、海外で働いて生活してみたいと思っていた。

でも今思えば、一生美容の仕事を続けて収入を得ていくことが自分には無理だと気が付いたからそういった働き方を選んだので、日本の政府が終身雇用や正社員の身分を守ることはもう無理だと判断したのと同じようなものだと言える。

やり始めた時期が良かったのかネットで稼ぐのが今よりも楽だったし、旅行に行ったり放送大学で勉強したりと他にやりたいことがあったこともあり、私は運よくその生活を続けられたが、ネットから収入がなければ厳しい生活を送ることになっただろう。

週休3日制や業務委託の働き方が大変だったのは、美容業界だったからからかもしれないが、まださほど労働条件の悪くなかったまつげエクステの仕事でも、それなりの収入を確保するのは大変だった。

参考→ 美容師の業務委託という働き方 ・ 美容師業務委託の実態 

  → 美容師の時も酷かったが、アイデザイナー(アイリスト)の業務委託もなかなか酷い

私の場合は自分が望んでその働き方を選んだから良かったが、今まで通り正社員で働いて安定した生活を送りたい人が急に自力で何とかしろ、と言われたら辛いのではないかと思う。中には追い詰められると頑張れる人や変化にうまく対応できる人もいるだろうが、何にせよこれからの働き方・生き方を真剣に考え直さなければならなくなる。

出来る限り正社員の働き方にしがみつきつつ、自力で稼げるように淡々と準備して直ぐに実践し始めたほうが良さそうだなと思う。

もう日本にいないのだから関係ないじゃん?と言われることもあるが、政治の変化は日本にいる家族や友人の状況を理解するのにも役立つし、人生何が起こるか分からないのでずっと海外で生活できるとも限らないし、ある程度大きな流れは把握しておきたい。

こんな状況でもそれなりに生きていけるだろうし、何か新しい発見があるだろうし、きっと悪い事ばかりではないだろう。心配している暇があるなら、何か学んだり行動したりした方が得られるものは多い。

私もまた何か学んだり、新しく着物を作ったり、他の趣味に時間を使いたいが、妊娠・出産という大きな変化を前に、今は出産・育児の準備しかできないでいる。今やるべきことはこれだと思いつつも飽きてきたのと、痛いのが嫌で出産について考えたくない気持ちがあって複雑だ。

それにしても、コロナの影響で前から変えなければいけなかったことが、一気に変えられていくのかなと思うと、ワクワクもするし怖くもなる。日本だけではなく私が暮らすイギリスでも変化はあるだろうから、それなりに生きていけるように頑張ろう。