美容師の時も酷かったが、アイデザイナー(アイリスト)の業務委託もなかなか酷い

私は今、イギリス配偶者ビザ申請の結果待ちということもあり、正社員としてはもちろんアルバイトで働くことも難しいので、今は業務委託契約のアイデザイナーとして働いています。

実は私は美容師の時も正社員で働いた後、業務委託契約でフリーランスとして働いていました。

美容師の労働条件は酷いものだったので(今は少し改善されているかもしれませんが)、業務委託契約にした時は契約内容には期待せず、自分の時間を作るために働き方を変えました。

学べることも多かったので、後悔はないです。因みに、古い情報かもしれませんがその実態はこちらで書いています→美容師の業務委託という働き方 、美容師業務委託の実態

さて今回、アイデザイナー(アイリスト)として業務委託契約で働くのも不利な条件で酷かったので、こちらで記録しておこうと思います。

美容師の時もそうでしたが、アイデザイナーとして働いている今も、結局は他にもいろいろやりたいことがあって自分の時間がもっと欲しいと、正社員やアルバイトでの働き方は選べませんでした。

業務委託契約なので年金や保険は全て自分個人で払いますし、交通費も出ません。分かった上での選択です。

給料ではなく報酬として、売り上げの数パーセントをもらう形です。

報酬として支払われるパーセンテージはお店によって差がありますが、私が見た限りでは指名なしのフリー客が40~45%、指名客は50~60%くらいが相場でしょうか。

それから材料費や何かの手数料など、その他にも支払う項目が設定されている可能性が高いです。

収入面を考えれば、元々契約先のサロンで正社員やアルバイトで働いていて、ある程度の売り上げが見込めるのであれば、正社員やアルバイトで働くよりも稼げるとは思います。

そうではない場合、収入面でいえば正社員やアルバイトよりも不利になりますから、業務委託で働く場合はそのへんの覚悟は必要でしょう。

勤務時間に関しては、業務委託であれば自由出勤が多いのではないかと思っていましたが、完全に自由に設定できる業務委託先は少ないです。

毎週の最低出勤日数や時間が指定されていたり、中には正社員やアルバイトと変わらないような条件のお店もあります。

何を優先するかによって、どのお店で働くのがいいかは人それぞれなので、一概には言えませんが、私が働いた経験と聞く範囲・知っている範囲で他のお店の条件も併せて考えれば、業務委託契約はフリーランスのアイデザイナーに不利な条件であることが多いです。

私の場合は時間の自由が絶対条件。

報酬に関して言えばどこもそんなに変わらないだろうと思っていたので、完全自由出勤で通うのに負担にならない範囲で調べたら一か所しかなかったので、そこにしました。

時間の自由はやはりメリットが大きかったのですが、報酬面では酷い結果になりました。

契約先独自の計算方法で算出されますが、平均的には売上の約45%の報酬です。そこから材料費が売上の約4.6%分引かれ、更にその他に何らかの手数料などが引かれます。

この時点で報酬の還元率は40%を切ることが多いので、結構搾取されましたね。

契約の際に材料費の計算方法を正確に説明されなかったので、こちらにとってはかなり理不尽な計算方法であることが後から判明しました。説明が不十分だったのか、ただ私が説明された時にはそこまで思い至らなかったのか、相手の説明を自分の都合よく判断したのかはもう覚えていませんが、勉強になりました。

確かにムカつきはしますが、痛い目見た後の方がそこから学んで成長する気がしているので、早いところ嫌な気持ちは忘れた方がいいですよね。

ということで、まつげエクステは美容師の仕事ほど材料費はかからないのですが、材料費が高額で驚きでした。因みに材料費の内訳は情報公開されない為、言われるがままに引かれます。

更に仕事で着用するユニクロのTシャツと、どこかのメーカーのエプロン、その他に店側が用意した事務用品代として、契約終了月に1万円が引かれます。単純に計算しても、1万もしないんですけどね 笑

交通費もかかりますし、店内の足りない設備の小物も自費で用意したので、その他にも経費が掛かっています。報酬から経費を引いた自分の利益少なさと言ったら驚きで、支払われる報酬は美容師の業務委託の方がマシでした。

予定外に国際結婚と海外移住をすることになり、仕事のことで何かする気力はなかったので今回は後から交渉したりと行動は起こしませんでしたが、それが無かったら改善のために行動していたと思います。

美容師やアイデザイナーの業務委託契約で働く場合、基本的には契約先の提示した条件で納得すれば契約して働く感じで、条件面を自分で細かく交渉して決められることは少ないでしょう。時間の自由が最優先なので報酬には期待していませんでしたが、これだけ搾取されるとは思いませんでした 笑

お店側に余裕がないのは経営状態を見て分かっていたので、搾取されるだろうなと覚悟はしていましたが、想像以上の搾取っぷりに美容師のころを思い出してしまい、またかよと思って笑ってしまいました。

…というより、今の美容業界のシステム上こうなるかもね、とも思います。

結局まつげエクステも美容業界の仕事なので、先行者利益が得られた時期を超えて今のように一般的になってくれば、労働条件も少し悪くなってくるだろうなとは予測していましたが、自分が関わったお店でここまでの搾取にあうとは想像していませんでした。

私も甘かったですね。勉強になりました。

美容業界で働いて十数年を振り返ってみると、長く働きたいとは思えない環境かなとは思いますが、フリーランスで働きやすかったり、技術を身に付けておけばまた働けるので、思い切って他のことに挑戦する機会を得ることができました。

そういった面で考えれば選んでよかったと思います。

せっかく面白い体験をしたので、また自分の糧にしてやります…持ちネタが増えたと思えばいいか!