海外生活でも日本語は大切

海外生活でも日本語は大切

海外在住の日本人でネットを利用して情報配信をしたり、その中で海外在住の人たち同士でコメントし合ったりするのは日本語に触れたいからだ、という人は少なくないのではないだろうか。

私も周りに日本人が全くいないので、自分から日本語でネットにアクセスしない限り日本語を使う機会がない。毎日の読書やニュースのチェック、友人とのやり取り等で日本語は使うが、日本語を読む・書く・聞く機会はあっても自分が日本語を話す機会は少ない。先日、数か月ぶりに日本語を話したら日本語を話す自分の声に違和感を感じて、何とも言えない気持ちになった。

私の場合、生活に日本語がないと無性に日本語に触れたくなるのは、精神的な安定を得るためだと言える。思考するには言語が必要だし、一番深く考えられたり自分の考えや気持ちを表現するには母国語が一番だ。SNSやブログで日本語で発信するのは、使い方にもよるがメンタルヘルスの為に良い気がしている。

もし日本語で読書をしたり、こうやって文章にしてアウトプットする機会が無かったら、おそらく精神的に不安定になるだろう。ネットを使わなくても日本語で日記を書いたりすることはできるが、ブログとかの方が文章だけではなく写真や更新時間など他にも残せる情報、他の人とのかかわりがあればそれによって得られるものもあるので、どちらも使っているけれど日記に書きなぐって自分に向き合うだけよりは、ブログとかの方が面白い。

今はネットで簡単に日本語が溢れた環境にアクセスできるが、ネットのない時代に周りに日本人が全くいない状況で海外で生活していた人は本当にすごいなと思う。

海外暮らしで情報配信する人の中には、YouTubeやブログを使って何らかの収入を得るためにやっている人もいるかもしれないけれど、それは少数派だろう。

多くの人は匿名で私と同じくひっそりとブログを書き、自分の体験や思ったことを母国語である日本語でアウトプットして自分に向き合い、精神的な安定を得ているのではないだろうか。そして海外で自分が体験したことの一部は、同じように海外で暮らす誰かや海外に興味がある誰かの役に立つ情報かもしれない。

情報は質にもよるけれど、大きな力になる。

そもそも誰かの役に立つ情報、面白い情報や考え方などは、発信する側の知識や経験、知恵に基づくものが多い。それなしに誰かにとって価値のある情報を発信することはできない。

私はネットよりも読書したり、詳しい人に直接あたり一次情報に触れた方が良いといった考えを持っているので、匿名の情報は基本的には信じないけれど、匿名でも海外で生活している人のブログなどで発信されている情報は、比較的良心的で参考になるものが多い気がしている。海外で暮らしていればそれなりに苦労はするせいか、自分が困ったから同じように海外で暮らす人の為に情報を共有しておきたい、という気持ちで書いている人が多いからかもしれない。…みんな優しいな。

そうやってネットで他者と簡単に繋がれる環境でひっそりとブログを書いたりしていると、変な人に絡まれたりもするけれど、そのうち慣れる。わざわざ連絡してくれる人は、大体は同じような経験をしている良い人たちだから心配ないし、せっかく海外で生活するのならブログやSNSを使って発信した方が得られるものは多いと思う。稀にではあるが、面白い人・気の合う人とも知り合えるから楽しい。

音声や映像より文章に触れる方が好きだし、SNSよりもブログの方が自分に向いていて楽しめるからSNSはあまり使わないけれど、今後はまた違った情報の発信方法がどんどん出てくるのだろうか。

情報の発信も楽しいけれど、何よりもその情報の元となる経験や知恵を得る方が楽しい。自分で動いて体感し、考えて成長していく経験があればこそ、楽しめるのが情報発信。

早くコロナのパンデミックが収束して、ある程度自由に動けるようにならないかなあ…。

妊婦でもワクチン打って大丈夫そう、といったニュースが先日のBBCでやっていたけれど、今はまだ接種する勇気がない。私のワクチン接種はいつになるだろうか。行動範囲がかなり限定されるのであれば、アッサリ接種するかもしれないな…旅行行きたいし。