海外ノマドが無理なら、別の方法で海外移住すればいい

海外ノマドが無理なら、別の方法で海外移住すればいい

海外移住する方法は、いろいろある。

日本に住み続ける方が良いか、海外へ移住した方が良いのかは、その人自身の生き方や価値観によるものだから何とも言えないが、海外移住したいなら避けては通れない問題は出てくるだろう。

海外移住するにはビザの問題はもちろんのこと、現地語もしくは国際言語である英語をどれだけ使えるか、またどれだけ使う必要があるか、どれだけの収入があるかや手持ちの資産、現地の物価やどの程度の暮らしをしたいのか、などによっても難易度は変わってくる。

しかし、ネットを利用してある程度の収入が得られれば、日本にいなくとも収入は得られるので、地域にもよるが海外移住へのハードルはかなり下がるだろう。

その中でも「海外ノマド」といった働き方、生き方に憧れる人も多いのかもしれない。

日本に少なからず生きにくさを感じていたり、日本で働くことに疲れ切っている場合は特に、そういった海外ノマドといった働き方への憧れを持ちやすい。

実際、数年前は私もそれが出来たらいいなと考えていた時期があった。

しかし、海外ノマドを目指してみるか?と考えてみたところで、残念ながら私には無理だと思い本気で取り組めなかった。

そう考えた理由は単純で、当時こんな私でも月に数万のネット収入はあり、何となくわかっていたからだ。

…今の私には「海外ノマド」を実現するために行動する気が、全く起きない、と 笑

スポンサーリンク

私に「ネット収入で海外ノマド生活」は無理

私は約8年前から自分のホームページやブログを作り始め、その2~3年後からささやかながら月数万円の収入を得ていた。

自力で稼いで今の生活から楽になりたいの一心で本を読み、自分で調べ、全く知識のない状態から手探りで自分のサイトを作り始めたのだった。

その経験から、今の私ではネット収入だけで生活するには行動も学習量も足りないことは、よく分かっていた。

しかし、分かってはいても、それだけで生活していけるほどには頑張れなかったのである。

恐らく、海外ノマドといった働き方を実現している人の多くは、その生活が出来るようになるまでにかなりの時間を、その仕事や自分の学習へ費やしたはずだ。

「今は」大した仕事量ではないと言っていたとしても、軌道に乗せるまでに費やした過去の仕事・学習量は、かなりのものになるのではないだろうか。

また、副業として始めたにしても、本業で培った知識や技術をベースにしていたり、ある程度の収入を得られるようになるまでは、本業以外の時間をほぼ全てその副業に当てていたりする。

仕事(本業)を辞めてから収入0の崖っぷち状態で頑張ったという人もいるとは思うが、その場合もかなりの時間を自分の仕事に費やし、分析し、学習し、そして改善していったのだろう。

そこまでのやる気は、私にはどうしても出なかった。

日々生活する中でいろいろと調べ、学んでいくほど余計な支出は減り、物欲も減っていく。そういった生活を送る中で、金銭面だけでいえば本業にプラスして月数万あれば、ある程度満足していることに気が付いてしまった。

嫌だったのは日本での働き方くらいだった。

そこで海外で働くために職場を変えることもしたが、残念ながら海外で生活してみたいといった希望は叶えられなかった。

かなり打ちのめされたが、それでもただ漠然と、海外ノマドになるために頑張るということは、どうしてもできなかったのだ。

海外移住する方法は、海外ノマドだけじゃない

海外ノマドといった生活をしている人は、ネットを使って自力で生活に困らないくらいに稼げるようになるまで、それにかけた時間や学習量は、普通の人から見れば相当な努力として映るかもしれない。

何だか難しそうで自分には出来ないと、やる前から諦める人は少なくないのではないかと思う。

そして、やり始めたとしても私のように続かない人も多いのではないだろうか。

そのくらいにまで本気で取り組めるかと言ったら、それができる人は少ないから、海外ノマドという働き方が憧れられるのかもしれない。

しかし、「海外ノマド」が無理でも、他に海外移住する方法はある。

私の場合、海外ノマドになるためにネット収入を上げることは頑張れなかったが、英語をもっと使えるようになりたいという思いと、自分のパートナーと一緒に生きていきたい、違う視点を持った外国人の友人が欲しいといったことに関しては、苦も無く行動することができた。いや、普通に楽しかった。

そのおかげで今は、イギリス人の夫とイギリスで暮らしている。英語力の無さを痛感する日々だが、幸せだ。

今私が思うのは、海外移住するのに必要な言語面や収入・資産が十分でなくても、それをカバーできる位の「人の助け」が得られるか、ということも大切なのではないかということだ。

「海外ノマドを実現するために、ネット収入を上げようと頑張る」ということができないのなら、海外で働ける職場を探してみたり、英語や現地語の学習をして友人づくりに励んでみてもいいかもしれない。

海外で働くことを目的とする人が集まるような職場なら、日本人特有の煩わしい人間関係が苦手な人も集まるだろう。また、外国人の友人との出会いがきっかけで、何か変化があるかもしれない。

遠回りに思えても、ゆくゆくはそれが海外移住につながる可能性もある。

海外ノマド以外でも海外移住する方法はあるのだから、それが向いていないのであれば、行動しつつ違う方法はないかと探し続けることが大切ではないだろうか。

行動もせず、ただ考えるだけで答えが見つかることはほぼ無いうように思う。やってみて、違ったら修正してまたやってみる、の繰り返しだ。

私は自力での海外ノマドは無理だったが、いろいろ行動して修正を繰り返した結果、想定外だったが海外移住して今はイギリスに住んでいる。

方法は一つじゃない。諦めない。

私は残念ながら「海外ノマド」は実現できず、転職して「海外で働く仕事」に挑戦したものの、こちらも不運が重なり海外で生活することは叶わなかった。

しかし、英語の学習は続け、私にとっては素晴らしいパートナーと出会い、イギリスに住むことになった。この1~2年の変化は自分でも驚きである。

国際結婚して海外移住、というと「海外ノマド」よりハードルが高いと思う人もいるかもしれないが、結局それは人によるだろう。

月に数万のネット収入を得られるようになっても、海外ノマドを実現できるほどには頑張れなかったが、英語学習を続け、夫と出会い結婚して海外移住するための行動はできた。

私にとっては、自力でネット収入を得て「海外ノマド」生活の方がハードルが高かったのだ。

海外移住してみたいのであれば、海外ノマドだけが方法ではない。

かつての私のように日本の働き方に辟易していて、ネット収入で不労所得といったことを夢見ている人にとっては、海外ノマドといった働き方・生き方は憧れの対象になりやすい。

しかし、ネットで見かける「海外ノマド」が海外で生活するためのたった一つの方法ではない。

ただ自力で頑張るよりも、信頼できる人を作りそのつながりを大切にする方が、ただお金を稼ぐよりも重要だったりする。

また、日本での生活がもっと自分にとって快適に感じられる環境になれば、別に海外移住などしなくともよかったりする。

海外移住したい、海外ノマドに憧れるけれどネットで稼ぐとか無理…と思うのであれば、諦めずに他の方法を試してみることをお勧めする。

色々試す中で、やはり日本が良いと思うかもしれないし、何らかの方法で海外移住を果たすかもしれないし、どうやっても海外移住の願いが実現しないかもしれない。

私が海外移住できたのは、諦めずにやりたいと思ったことを続けたからではなく、ただ単に運が良かったからだ。

今思うのは、海外ノマドという自由な響きが自分にとって良いと感じられるだけで、本当は別のものを求めていたのかもしれないなということ。

目指すのは個人の自由だが、海外ノマドを目指して自力で頑張るって、やっぱり大変だろうと思う。