近所のALDIで見つけた、健康食の救世主 黒パン

近所のALDIで見つけた、健康食の救世主 黒パン

イギリスへ移住してから1か月も経たないうちに体重が3キロも増え、自分でもお腹周りの変化を自覚するほど太ってしまった。

日本→イギリス 食生活の変化

運動不足もあるだろうが、食事の変化が大きいだろう。

食べるものに気を付けないと太るし、何より健康に良くない。

イギリスでどんな健康食が手に入れられるだろうかと、昔お世話になった健康本を読み漁っていた。

数年前にアトピーやアレルギーの完治を目指し、健康本を読み漁った結果、日本にいるときは無農薬玄米を主食にし、砂糖は使用せず和食中心の食事をとっていた。

一時期は、玄米以外の炭水化物、砂糖や化学調味料などを徹底的に排除した生活を送っていたので、砂糖だけでなくハチミツも口に入れなかったし、食品を買うときは成分表を確認し、極力余計なものが入っていないものを選ぶようにしていた。

そのかいあってアトピーを完治させ、アレルギー症状も出なくなり、締まった体型を手に入れた。

それまで痩せていると言われたことはなく、普通体型~ぽっちゃりをさまよっていたが、食生活を変えたら体型も細身に変わった。

…こだわりすぎて周りには気を使わせてしまった面もあるし、私の広い肩幅に肉付きのバランスが合わないように感じたので、1年半ほど経ってからは「徹底的に」やるのは止めて、適度な健康食を心がけるようになっていた。

こういった経緯があり、日本にいるときは基本的に玄米が主食の和食で過ごしていた。

しかしイギリスに来たら、その食生活は維持できない。

手に入る食材も違うし、何より主食の無農薬玄米が高額だし手に入りにくいこともあり、ここでは主食を変えなければならない。

ドイツの黒パンを思い出す

主食が健康食の方が続けやすいことは、今までの経験から分かっている。しかし、自分にとっての主食を野菜にするのは無理。

そこで思い出したのが、「ドイツの黒パン」つまり全粒のライ麦パンである。

徹底的に健康食にこだわるのを止めた頃、さすがに玄米に飽きてきたので、何かないかと思っていたら、当時ドイツに住んでいた親友が教えてくれたのが、ドイツの黒パンである。

普通のパンとは違って平べったく、少し酸味があり癖のある味なので、日本の甘くてフワフワなパンに慣れた人には美味しく感じないかもしれない。

健康志向の人はたぶん好きになる人が多いのではないかと思う。

その黒パンなら、イギリスなら日本より安価で手に入るのではないか?と思い、夫に聞いてみた。

「黒パンのことは知らないけれど (…それ、美味しいの?) 、近所のALDIはドイツ系のスーパーマーケットだから売っているかもしれないよ」とのこと。

ALDI!!

夜になるといい感じになる私のALDI

家から一番近いスーパーで、私が一番お世話になっているところだ。これは直ぐに確認しなくてはということで、行ってみたところ…

あったぁ(*´Д`*)

玄米食に飽きた時お世話になった、全粒ライ麦パン。

よくお世話になっていたのはメステマッハーのフォルコンブロート、プンパニッケル、ドライコルンだったが、メステマッハーの違う種類のライ麦パンを発見!

これはBIO製品ではない(オーガニックではない)ようだけれど、それでも構わない。

イギリスではWholemeal Rye Breadを主食にする

家に帰って直ぐにかぶりつく。

・・・美味い 泣

普通のパンのサンドイッチのように、中に挟むものは自分の好みに合わせて好きにしてOK。

私はクリームチーズとレタスやキュウリ、玉ねぎなどの野菜にベーコンやハムをはさんで食べている。

そしてありがたいことに、イギリスのチーズやハム、ベーコンは日本のものよりも美味しい。

今回は挟んだハムは、ハニーローストなんちゃら(…忘れた)…のハムだ。ALDIにおいてあるハムの種類が多くてよく分からなかったので、よく売れているやつを買ってきて正解だった。

久しぶりに、玄米も持っているような「健康的なクセになる美味しさ」の食べ物を食べた気がする。美味しい。

今はピザやチョコレート、クッキーよりも美味しく感じる。

主食はこの全粒ライ麦パンに決定。これに加えて運動も続ければ、日本にいた時の体型に戻せるはずだ。

因みにこの全粒ライ麦パンは1袋500グラム入っていて、89ペンス。1ポンドしないのだ。

オーガニックのライ麦パンならもう少し値段は高くなるだろうが、それでも日本にいた時よりは安く手に入れることができるだろう。

日本で買っていた時は1袋500円位したので、さすがEU圏内!安い!!…が、イギリスでいつまでこの金額で買えるかは分からないか。もうすぐイギリスはEUから抜ける予定だし。

とにかく、これでイギリスでもある程度は健康的な食生活が送れそうである。

…さらば、ジャンクフード!