今日は7月なのに、最高気温が18度で少し肌寒い。先月の方が暖かい日が多くて半袖が活躍していたけれど、最近は長袖に羽織を加えて夏とは思えないような恰好ばかりしている。イギリスの天気は本当に面白い。
因みに、半袖・ノースリーブ着用の際に二の腕が大変なことになっていることに気が付いて、余りの変化に絶望し毎日運動を続けているが、体型は変わってきたけれど肉感は減らず、体重も変わらない。アラフォーになるとこうなってしまうのか…誰か何とかしてくれ。ここまで効果が実感できないと、さすがに心が折れそうだ。
太ったきっかけは、両親がイギリスに来た事だった。
私の母親は、基本的にはマイナスになるような見た目の変化を伝えてくる傾向がある。年齢を重ねれば見た目の変化はどうしても避けられないが、太ったとなれば絶対に何か言われるだろうなと考えただけでストレスになる。その為、母が来る前に体重管理はしていたので、明らかに太ったとは思われないぐらいの体型はキープしていた。
…が、両親がもってきてくれた日本の調味料・大量のお菓子などの嗜好品が久しぶりで美味しすぎて、両親が日本へ帰ってからは、自分でも恐ろしいくらいに食べることが止められなかった。何かもう、お腹もすいていないのに、食べ過ぎて美味しく感じられなくなってきても止められない。
もう、このお菓子や調味料が無くなるまで、我慢することは無理だろうなと諦めた結果、体重計に乗れば今まで見たこともないような数字が見られるようになってしまった。太り始めたと気が付いた時点で止めておけば良かったのに、止められなかった。
たった1ヶ月で約4キロ太ってしまった。こんなこと人生で初めてだ。何か精神疾患にでもかかっているのではないかと疑ってしまうほど、異常な食べっぷりだった。
日本食のドカ食いを止めてから1か月半、食事の量を減らして運動を続けてきたけれど、体型の変化はあっても体から肉が取れなくて体重は変わらぬまま。それまで着ていた服も、着られなくなったり着られてもちょっとキツい状態で、これはヤバいと実感し何とか体を絞ろうとしているところなのだが、運動しても食べる量を少し減らしても効果が実感できなくて、今まで痩せようとしてここまで結果の出ないことが無かったので、心が折れそうになっている。
そこでふと思ったのが、イギリスに移住してからの食変化によるストレスが、自分の想像以上に溜まっていたのかもしれない、ということだった。
お米や味噌と醤油などの調味料は常備していて、頻繁に日本食は自分で作っているけれど、ここでは簡単に食べられないものも多い。イギリスに移住してきて3年半以上が経ったけれど、大きな不満は無くても少しずつ、じわじわとイギリスでの食事に対する不満が溜まっていたのかもしれない。こうやって長く住まないと分からないことって、きっと沢山あるのだろう。
ホント、マジでどうしよう。こんな体型では好きな服も着られなくなるし、こんなブヨブヨな自分がカッコ悪くて嫌だ。
単純に食べる量をもっと減らすしかないのだろうけれど、どれを削る?もっと根本的に食べるもの大幅に変えるしかない?夫と娘の食事と、自分の食事で全然違うものを用意する二度手間に耐えられるか?と考えると、もう大変。
家で家事と子育てだけの生活で、自分の時間は無いのに暇だという何とも言い難い状態だから、口さみしくて食べてしまうことは分かっている。もっと自分を忙しくすれば、食に走ることも減るのだろう。後は単純に加齢のせいで痩せにくくなっているだけ。それを受け入れるのも悲しいけれど、年を重ねるってこういうことなんだ…。
…ということで、食事を減らし運動は続けつつ、今度は自分を忙しくすることにした。
今年の春から少しバタバタしていたけれど、両親のイギリス旅行が終わり、更に放送大学の単位認定試験も数日前に終わり、やっと他のことに目を向ける時間ができた。ブログをまた書き始めたのも、やっとそうする余裕が自分に出来てきたからだ。
今年のうちに、来年に控えているイギリスの永住権申請の準備を進めていこうと思っている。まずはlife in the ukのテスト、それが終わったらB1レベルの英語力を証明するためのテストを受けることになる。英語の勉強かあ…イギリスに住むのなら英語は絶対に必要だけれど、勉強苦手だからなあ…。やりたくないなあ。
いつになっても、英語力が足りないと思う。これ、一生続くのかな。日本語も使わないと難しい言葉や漢字は忘れてしまうし、英語もどんどん使って学んでいかないと身にならないのだろう。怠惰な自分に自己嫌悪してしまうけれど、やるしかない。
さて、英語も重要だけれど、まずは体型を元に戻そう。
それにしても、イギリスに来てから何度も3~4キロ太って元に戻す、というのをやっている気がする。産後は戻しても直ぐに太るというのを繰り返しているので、生活習慣を根本的に変えないと自分に合った体重・体型を維持できないのだろう。
子供が中心の生活になって、手軽に食べられる炭水化物の摂取が増え、落ち着いて食べられるタイミングを逃したくないと、本体の自分のペースとは違ったタイミングで食べるせいか何故か食べる回数が増え、結果的に食べる量も大幅に増えていった。これを変えない限り、一時的に体重を戻してもまた太ってしまう。
…というか、「元に戻す」の『元』が太っている状態になりつつある。恐ろしい。
ああ、ヤバい。気が付いたほうが良いのだろうけれど、気が付きたくなかった…。現実に向き合わねば。辛い~。