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National Trustが管理しているWimpoleへ行ってきた

National Trustが管理しているWimpoleへ行ってきた

先月、イギリスのNational Trustが管理しているWimpoleへ行ってきた。

National Trustとは…

ナショナル・トラスト (National Trust) とは、歴史的建築物の保護を目的として英国において設立されたボランティア団体。正式名称は歴史的名所や自然的景勝地のためのナショナル・トラスト (National Trust for Places of Historic Interest or Natural Beauty)。

Wikipediaより引用

前に着物でお散歩に行ったAnglesey AbbeyもNational Trustが管理するもので、広大な敷地に美しいお屋敷や庭があった。今回もその時のように着物でお出かけしたかったが、一歳の娘と一緒だったので諦めた。残念。

こういう場所に行くとつくづく思うのは、昔のイギリスの地位とお金のある人達って本当にrichだったのだな、ということ。マジでこういう世界があったんだ…よくこうやって残してあるなあと感心する。私はイギリスのこういうところが好きだ。

さて、このWimpole、広大な土地に大きなお屋敷、様々な花や木が植えられている美しい大きな庭、大きなお屋敷には豪華な図書室や居間、客人用の部屋も数室、使用人の部屋や呼び出しベルまである。そこら中に豪華な家具や調度品、絵画がある。

また、家畜用の建物とその管理の為の設備や、Follyという装飾用?の建物もあり、広大な土地なので敷地内で狩り楽しんでいたらしい。そんな時代があったのか…凄いな。

では豪華なお屋敷から。

こんなところで数日過ごしてみたいと思ったのが、図書室。落ち着いて読書はできない気がするけど 笑

階段も無駄に豪華で、使用人用の部屋に近い廊下には各部屋からの呼び出しベルがある。

ここからは広大な敷地内の風景。

バターやミルクを作る建物も凝っていて素敵。家畜がいるエリアは馬、羊、豚、山羊、鶏がいる。大きな豚は、千と千尋の神隠しで豚にされた主人公のお父さんとお母さんを想像してしまった。まだ赤ちゃんの豚もいて小さくてとてもかわいかったし、私の娘も初めて見る豚に大喜びで意外と楽しかった。私は家畜の臭いが苦手だから嫌だったのだけれど 笑

庭の手入れは大変だろうなあ…もちろん季節によって見える景色が変わるのだろう。

朽ちたFolly。これは入口から一番遠くて、行くのにかなり歩いた。所々に柵が付いているのでベビーカーで行くにはちょっと不便なのは仕方がない。柵付きの最初に渡った橋はベビーカーで通行できなくて、他の観光客の男性に手伝ってもらい、持ち上げて通った。ありがたや~。

このFollyの建設に使われたレンガは耐久性のないもので、ここまで朽ちてしまったよう。

美しいものが好きな私にとって、こういった歴史的建造物や自然を残す活動っていいよな、と思う。天気も良くて観光には最高だった。

これからもっとNational Trusut管理の場所を見に行きたい。せっかくイギリスに住んでいるのだから、楽しまないとね。