まつげが傷む原因のページで、まつげエクステもまつげを傷ませてしまう原因になると説明しました。
(例えば、自まつ毛に負担がかかる、自まつ毛より太く・長いエクステを長期間つけていた場合。
また、まつげエクステを付けたことによって清潔な目元を保つことが出来ず、炎症や痒みの症状が出てしまい、抜け毛等につながった場合など。)
では、まつげの健康を保ちつつ、エクステを付けて目元の美しさを維持するにはどうしたらいいのでしょうか?
大事なことを3つ、挙げていきます。
1、自まつ毛に対して長すぎない・太すぎないエクステを付ける
2、生えている自まつ毛に対して、本数を多くつけすぎない
産毛やそれに近いような細く・短い毛にもエクステを付けることになるので、結局は上記の長すぎる・太すぎるエクステを付けたケースと同じことになる為。
3、まつげエクステの基本にはなりますが、当たり前の安全面は守る
まつげの生え際から約1.5mmは根元の距離をあけてエクステを付ける、定期的なリムーブ(エクステのオフ。つまり、外して付け替える)、目元のアイメイクや目からの分泌物・ほこりなどをちゃんと洗って落とす、必要以上に目をこすったり汚い手で触り過ぎない、等。
「…イヤイヤ、メイクは落としているし、ちゃんと洗ってるから!」と思う人が多いとは思います。
確かに、本人にとっては普通に洗っているつもり、なのでしょう。
しかし、まつげエクステを付けているお客さんで、目元の汚れが落とし切れていない…というより見るからに不衛生な人は意外と多いです。
いつ、ものもらい等の目元の病気にかかっても、おかしくないのでは…?とこちらが心配になってしまうときもあります。
エクステで目元のキレイを作る前に、まずは目元の衛生面から綺麗に清潔にした方が良いのではないでしょうか。
少し脱線してしまいましたが、言いたいことは、まず目の健康が第一ですよね。
その上で、健康的な目元の皮膚から健康的なまつげが生えている。
その健康的なまつ毛に負担のかからない、長すぎず・太すぎず・多すぎない本数のエクステをつけて、目元の健康・まつげの健康を維持しつつ、エクステで更に美しい目元が演出できるということに繋がります。
まつげが健康的でないと、基本的にはエクステの仕上がりが綺麗にはなりにくいです。
エクステのバラつきが酷いと綺麗には見えなくなるのですが、そのバラつきの原因はまつげが弱っていてエクステの重さに耐えられず、バラついたり、まつげが一部生えていなかったり産毛しかなかったりで均等にエクステがつけられない場合も、左右対称に見えない・バランスが悪いという面で綺麗には見えないのです。
腕のいいアイリストがつければマシな仕上がりにはなるもしれませんが、つけたては綺麗でも自まつ毛の状態が悪ければ、エクステがばらつき易く・取れ易くなったりするので、綺麗な目元を長くは維持できないです。
その為、目元の美しさを維持するには、ベースとなる目とまつ毛の健康状態が良好である事・まつげに負担の少ないエクステを安全につけて、安全な取り扱い方法を守り、生活することが大切なのだと思います。
個人差はありますが、3~6ヶ月あれば大体のまつ毛は生え変わりますから、まつげのダメージが気になる場合は無理にエクステを付けずに、生え変わって健康なまつげが生えるのを待つというのもおススメです。
