イギリス暮らしにボイラーは大事

つわり中で辛かった今年の一月、ボイラーの調子が悪くなった。

真冬なのに家のセントラルヒーティングや温水が使えなくなることは、寒い季節が長いイギリスでの生活に大きな支障をきたす。ここはイギリスだし、修理するにしても直ぐに対応してくれるかも分からないので、ボイラーを復旧させるまで何日かかるか分からない。

明らかに故障しているのだけれど、運よく何故か時々は使える状態だったため、家の保温には気を付けながら暖かい恰好をして過ごし、ボイラーが動いたのを確認して直ぐに何とかシャワーを浴びて数日を凌いだ。シャワー中は、何としても温水が出ている間に終わらせようと必死だった。

日が短くて寒い期間が長いイギリス。冬の時期にもしボイラーが全く使えない状態になったら、相当な苦労をするだろう。

毎年、暖かい時期にボイラーの点検はしておいたほうが良いのだろうと思ったし、故障したときにすぐに対応してくれる人の連絡先を知っているか、ということはここで生活するうえで大事になってくるのかもしれない。

ボイラーの調子が悪いと気が付いて直ぐ、夫が仕事のつながりで知り合った、ちょっとしたボイラーの不具合を見ることができる人に連絡を取り、次の日には見てもらえることになった。その人の見立てでは、簡単な修理ではないからその人では対応できない事や、ボイラーの買い替えが必要かもしれないということが分かり、次に見てもらうべき連絡先も教えてくれた。

次の連絡先でも割とスムーズに対応してもらい、約3日でボイラーが復活!

一応使えるようにはなったが、修理したわけではないのでこのまま使い続けるのは危険だし、故障しているパーツが今では手に入るか分からないので、なるべく早く買い替えるように、ということだった。

古い型のボイラーだったからか、それとも内部の不具合が酷すぎたからかは分からないが修理できない状態だったので、頼んだ時の契約条件(修理は£300、修理後半年以内を無料保障という私にとっては謎の契約 笑。どんな内容でも£300?それに、半年でまた壊れるような修理ってある??)により、一時的に使えるようにしてもらったのに検査費用も掛からなかった。

何それ?と思った契約条件だったけれど、結果的には無料でボイラーが使えるようになってラッキーだった。

ネットで「イギリス ボイラー 故障」等と調べると、なかなか苦労している人もいるみたいでビビっていたが、夫とその知人が直ぐに動いてくれたおかげで大した不便はせずに過ごすことができた。

1人だったらどうなっていただろうと考えると怖い。きっと学業や仕事などで単身海外に出て現地で何のつながりもなく暮らすのは、すごく大変なのだろう。どこに住んでいても、どんな形であろうと助けてくれる人との繋がりがないと厳しいよなと思う。

それにしても、ボイラーの故障を見てもらいに来てくれた人たちは独り言が多かった。結構な頻度で溜息やFU〇K!を連発していたが、そんなに難しい仕事だったのだろうか。こうやって仕事中に一人で暴言吐いても、お客さんからクレームとか行かないのだろうから、こういったお互いに気にしない姿勢は楽ではある。私からしても、愚痴よりも靴を脱いでもらえない方が嫌だし。

さて、早めの修理が必要だったこのボイラー…それにもかかわらず半年ほど使い続け、夏になり暖かくなってきたので先月にやっと買い替えた。

今年の冬はつわり中だったし、ボイラー無しの生活は勘弁してくれとドキドキしながら過ごした。ボイラーの修理の為に他人を家に招くのも、コロナの感染リスクを考えると避けたいのにと、不安でいっぱいだった。

しかもこういった修理などで家に入る時、大抵は土足で入ってくる。修理の作業をするのにスリッパでは危ないというのもあるかもしれないが、日本人の私からすると家に土足で入ってこられるのは嫌なのだ。

イギリスではこれが普通と言われても嫌なものは嫌なのだが、安全の為とかこれが普通と言われると、それでも靴脱いでとお願いすることは私には出来ない。だからこういった時はいつも、修理が終わり次第、汚い!ありえない!!とぶつぶつ言いながら家の掃除をすることになるのだった。

妊娠後期の大きくなったお腹で、狂ったように掃除をしようとする私が発狂しない様に気遣いながら、夫が必死に掃除をしてくれた 笑

今回のボイラー故障は完全に使えなくなったわけではなかったので、ラッキーなケースだったのだろう。イギリスで暮らすのに冬のボイラー無し生活は辛い。定期的なボイラーのチェックはしておこう。