日本にいた時から、ネットショッピングでほとんどの買い物を済ませていた私にとって、ここイギリスでのネットショッピングは若干苦痛だ。
優秀な配送業者によって、快適にネットショッピングができた日本が恋しい。
そんなことを想いつつ、日本の商品が欲しくなった場合はどうするか。
日本のAmazonで海外配送を利用すればいいのである。…すごいよ、Amazon。
日本からイギリスへの配送には、面倒な問題がある
日本の商品が欲しい場合、普通のネットショップで買い物をすると、イギリスの自分の元へ配送された時、VAT(付加価値税)という日本でいう消費税的なものを支払う必要がある。
基本的には20%なのだが、商品の代金だけでなく配送料込みで計算され、その処理に事務手数料もかかるようで、請求される金額を正確に予測するのは難しい。
まあ、基本的に20%だというのだから、結構な金額にはなるだろう。
商品を購入する時だけではなく、自分の所有物を宅配便で送る際にも、運が悪いとこのVATを支払う必要が出てきてしまう。
しかも支払いの連絡が来たら、とりあえずは支払わないと自分の手元に届かない。
明らかに自分に非がなく相手のミスで請求された場合は、連絡をすれば何とかなるかもしれないが、早い仕事は期待できないし、ストレスがかかりそうだ。
また、条件によっては後で払い戻しの手続きができる。
何にせよ、海外移住者にとっては、ある程度の知識と対策が必要なことではないだろうか。
上記のような負担があるので、簡単には日本の商品の購入はしないのだが、どうしても必要なものであれば購入している。
どうするか。…大好きなAmazonで購入するのだ。
イギリスから日本のAmazonでお買い物
よく利用していた日本のAmazonでは、海外配送が利用できる。
発送先の地域によって、かかる費用や届く日数に違いはあるし、購入可能な商品も限られてくる。(Amazonで確認できる)
購入可能な商品は、Amazonのサイトで検索をかけた時に出てくる左のサイドバーで、海外配送の配送対象欄にチェックを付ければ表示される。
海外配送は配送料・手数料がかかるため、普通に日本で購入するよりは高くつく。
しかし、Amazonの海外配送であれば、先述したようないくらになるか分からない高額な付加価値税を心配する必要もなく、配送も早い。
ショッピングカートから会計に進む際、配送料・手数料だけでなく、 輸入税等前払金として前述のVATも計算された料金が表示される。
表示された金額以上はかからないので、安心して利用できるのだ。
しかも配送料、手数料、輸入税前払金を見ると、Amazonを利用した方が安い場合が多い。
何度か利用しているが、驚いたことに届く日数はどれも1週間以内だった。
家族や友人に送ってもらう手間と、手元に届くまでの時間、イギリスに到着した際に払う必要が出るかもしれないVATのことを考えると、Amazonを利用した方がどう考えてもストレスは少ない。
以上のことからも、欲しい日本の商品があるのであれば、Amazonを利用するのも悪くはない選択であろう。
配送業者(DHL)に注意
日本のAmazonで商品を購入したとき、私はどれもDHLで配送された。
悪名高いDHLなだけあって、スムーズに受け取りができない可能性は少なくない。
私も先日、「本日配送」という通知があったので家にいたのに、その連絡の4時間後に「届けに行ったが、家にいなかったので持ち帰りました」という通知が来てびっくりした。
一切、ノックされなかったんですけど!しかも再配達の伝票とか一切見当たらないんですけど 笑
…といったことも起こりうるが、配送業者は選べないし大抵は普通に届くので良しとしている。
配送業者に関しては、どこも日本ほどのサービスは期待できないので、海外在住なら尚更そういうものだと思って臨むしかない。
日本の商品を海外へ送るのだから配送の問題は避けて通れないが、Amazonの利用は煩わしさがないのでお勧めだ。