美容技術 パーマについて(パーマの種類)

美容技術 パーマについて(パーマの種類)

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パーマがかかる仕組みと種類

まず、パーマのかかる仕組みをかなり単純に説明します。どのパーマも主に一液・二液の二種類の薬を使います。

一液を反応させて髪の形を変えられるようにし、ロッドを巻いてウェーブを出したり、アイロンをかけてストレートにして、求める形にします。

そして、二液を反応させて求める形に固定します。(パーマの種類によってロッドを巻くタイミングが違いますが、ここではそこまで説明する必要はないので省きます。)


次に、パーマの種類です。

パーマは単純に分けると「髪をストレートにすること」と「髪にウェーブをつける事」になります。更に分類すると…

1、ウェーブのついている髪をストレートにする
・ストレートパーマ
・縮毛矯正

2、ウェーブのついていない髪にウェーブをつける
・コールドパーマ(昔からある普通のパーマ)
・デジタルパーマ、エアウェーブ(専用の機械を使ってかける形状記憶パーマ)
・クリープパーマ(形状記憶に近い効果が得られるパーマ)

…となります。

美容院によって、「~パーマ」といろいろな名前でややこしく書かれていますが、大きく分類するとこんな感じになります。基本はこれです。

それぞれのパーマについて説明する前にまず、知っておいてほしいことがあります。これを知っていると、パーマの選択を間違えることが少なくなりますので、是非覚えておいてください。

ウェーブには髪が濡れているときに出るウェーブと、髪が乾いた時に出るウェーブがあります。

ちょっと分かり難いかもしれないので、身近なことで想像していただきたいのですが、例えばくせ毛の人。くせ毛の方で髪が濡れているときにはクセがあまり出ないのに、髪が乾くとうねり出す・・・なんていう方は多いのではないでしょうか。それが乾いた時にでるウェーブです。

また、パーマをかけて乾かしたらウェーブがほとんどなくなってしまった、ウェーブのかかりが弱くなった…というのも、髪が濡れたときに出るウェーブと乾いた時に出るウェーブの差です。

パーマには、この乾いた時と濡れたときのどちらの状態で形状記憶させるかによって、かかり具合というか仕上がり、手入れのしやすさ、求めるスタイルに近い仕上がりになるかどうか等が変わってきます。

とても重要な事なので、是非頭に入れて役立てていただければと思います。

髪をストレートにする施術

髪をストレートにしたいと考えたとき、今は縮毛矯正をかけるのが一般的ですよね。

では、ストレートパーマと縮毛矯正の違いとは何でしょうか?どちらも髪が真っ直ぐになるようなイメージですが、どう違うのかはご存知ですか?

まず、ストレートパーマについて説明します。

簡単に説明するとストレートパーマは、髪が濡れているときに出るウェーブは落とせますが、髪が乾いた時に出るウェーブは落とせません

その為、くせ毛の人にはあまりやる意味がないことの方が多いです(くせ毛の人は髪が乾いた時に出るウェーブ・くせがある人がほとんどなので)。

縮毛矯正だと真っ直ぐになりすぎるしペタンとするから嫌だとしても、くせ毛の場合はストレートパーマではストレートの効果は感じにくいでしょう。求めるストレート感は出ず、結果的に髪を傷めるだけになってしまう可能性が高いと私は思うので、あまりおすすめはしません。 (ただ、これはやり方にもよるのでストレートパーマの項で説明します。)

では、どういうときに使うのか?ですが、基本的にはコールドパーマをかけていて、それを落とす時に使います。

ストレートパーマが落とせるのはコールドパーマだけなので、ほかのパーマは落とせません。


次に、縮毛矯正についてです。

こちらは髪が濡れている時に出るウェーブも、乾いた時に出るウェーブも両方落とせます。

つまり、髪の癖を落とせるだけでなく、どんなパーマも落とせます。

基本的に縮毛矯正は髪を真っ直ぐにするものです。これだけ強力なので、真っ直ぐすぎて毛先がピンピン・ツンツンする、ボリュームがなくなってペタンとする・・・これはある程度は仕方ないです。

ただ、やりようによってはナチュラルにもできますし、縮毛矯正の薬もどんどん良くなってきているので、昔ほど真っ直ぐすぎる感じは出なくなってきました。仕上がりは美容師の経験・知識・技術にもよるので、何とも言えませんが。詳しくは縮毛矯正の項で説明します。

以上が、髪を真っ直ぐにするストレートパーマと縮毛矯正の違いです。

自分の髪の状態に合った施術で、ストレートにしましょう。

髪にウェーブを付ける施術

次に、髪にウェーブをつける施術についてです。

パーマというと、この髪にウェーブをつけるというイメージが強いですよね。


ウェーブをつけるパーマもストレートと同じで、傷んだ髪だと綺麗なウェーブは出ません。

また、求めるウェーブをだすにはパーマだけではなくカットも重要です。つまり形、毛量ですね。

そのうえで、どの種類のパーマでどんなふうにかけるか・・・になります。

スタイリングによっても全然仕上がりが違いますので、ウェーブをつけるパーマをかけたときは、乾かし方の工夫やスタイリングは必須です。これが難しい所で、なかなか美容師がやってくれるようにはできない人も多いですよね。

パーマをかけた方が手入れが楽なんじゃないか・・・?といってパーマをかけようとする方がいますが、かけた方が確実に手入れは大変です。

パーマをかけたら必ず、最低でもハンドブロー等のスタイリングが必要になります。何もしないでスタイルがきまることはほぼ無いでしょう。寝癖のままとか、はねた毛先でボサボサ…よりはマシになる人も中にはいるかもしれませんが。

パーマは慣れている人でない限り、スタイリングが難しくて上手くできないという方も多いです。メイクとかヘアスタイルを整えることが好きで、うまく出来るようになるまでの期間も苦にならないかたにはおススメします。

スタイリングしない方、むしろ乾かすのも面倒だというズボラな方には全くもってパーマは向いてません。きっと手におえないでしょうから止めておきましょう。何よりも縮毛矯正かけておくのが一番楽です。それこそ、乾かすだけなので。


それぞれのパーマには、その特徴から向いているヘアスタイルと向いていないヘアスタイルがあります。

だから「~パーマかけてみたい」ではなく、「こういうヘアスタイルにしたいから、普段こういうスタイリング方法にしたいから、それに合った~パーマをかける」という考え方の方がいい結果がえられます。

美容師にこういうヘアスタイルにしたい、と伝えればどのパーマが相性がいいか選んでくれると思います。

ただ、パーマは種類によって料金がかなり違うこともあるので、自分で出せる金額も考えてどう折り合いをつけるかによりますね。

パーマの種類によっても理論的に出来ることとできないことがあるので、向いていないパーマでかけても結局自分でうまくスタイリングできなくて挫折・・・パーマをかけなおす・または落とすっていうのも髪が傷みますし、さけたいですよね。

なりたいスタイルとかけるパーマの相性をよく考えて、選択しましょう。


ウェーブをつけるパーマは大きく分けると4つに分けられます。
(美容院によって「~パーマ」の名称がいっぱいありますが、基本はこの4つです。
例えば「~トリートメントパーマ」というメニューがあるとします。でも、デジタルパーマ・エアウェーブの機械を使わない、クリープさせる時間をおかないならば、それはおそらくコールドパーマです。違う呼び方で呼んでいるだけ、という感じでしょうか。)

デジタルパーマ、エアウェーブ、クリープパーマ、コールドパーマの4つです。

コールドパーマは昔からあるパーマで、髪が濡れているときにウェーブが強く出ます。そう、「濡れたときに出るウェーブ」の代表格ですね。

デジタルパーマ、エアウェーブは特に乾いた時に綺麗にウェーブが出ます。そう、「乾いた時に出るウェーブ」です。

どちらも専用の機械を使用してかけていくパーマで、時間・料金共にかかる傾向がありますが、パーマをかけたところは半永久的にかかっている状態になるので、どちらも持続性は高いです。

また、スタイリングがしやすいパーマであるということも特徴の1つでしょう。

クリープパーマはどちらもある程度ちゃんとウェーブが出ます。私的には、上記の3つの中ではエアウェーブに近い仕上がりだと感じます。

クリープパーマとコールドパーマは専用の機械を使用せず、比較的手軽にかけられるパーマです。ちなみに私はパーマの中は、何よりもクリープパーマが一番おすすめです。

逆にコールドパーマのメリットはかなり少ないので、おススメしないですね。

それぞれの特徴は以下のページで解説しますので、参考にどうぞ。
→髪をストレートにする     →髪にウェーブをつける