髪の脱色(ブリーチ)やホームカラーについて

髪の脱色(ブリーチ)やホームカラーについて

スポンサーリンク

髪の脱色 ブリーチについて

ブリーチ(髪の脱色)…肌の弱い私にとっては、美容師用の手袋をしていても出来れば触れたくない劇薬です。

当然ですが、ブリーチをすれば髪はとっても傷みます。

私は傷んだ髪は美しくないので嫌いですし、この劇薬に触れれば私の皮膚にも相当のダメージが及ぶので、ブリーチは嫌いです。怖いもの知らずの若いころは随分お世話になりましたが。おバカだったから怖くなかったんです。

ファッション性で使う、赤や青などの鮮やかな原色。

外人さんみたいなミルクティー、ベージュのような髪色。

一般的な黒髪を持つ日本人の場合、こういった髪色の方のほとんどは、ブリーチしてから色をのせています。そうでないと、あの鮮やかな色と透明感は出ません。

綺麗に色が入るのは、ブリーチで髪の色素と色味を抜いているからです。

ブリーチを一度・二度やって色を入れた直後は、色味が楽しめますから気分はいいでしょう。私もよく分かります。

しかし、ダメージが大きいので後が大変です。

まず、ブリーチ後のカラーに関してですが、ブリーチした髪は透明感が出ますから、ブリーチしてあるところと普通のヘアカラーしたところでは色を合わせるのが難しいです。

なぜなら、ダメージも髪の色素の量も異なるからです。全く土台が違うものを、同じように見せるのは難しい。

つまり、元の素材自体が変わっているから、やっても同じ結果は出ないし、一方だけダメージがあるぶん出来ないことも多くなります。

色の抜けていく速さも違いますし、色の入りも違うので、美容師的には言い方は悪いですが非常にめんどくさい(たまに楽しい)。

計算通りにはなかなかいかないですし、ダメージも色素の量も普通のカラーした髪とは違うので予想外のことが起こることも多いからです。

そして当然ですが、パーマはかけられません。

かけてもダメージが大きいので綺麗にウェーブはほぼ出ません(たまに奇跡的に髪が強くてギリギリかかることはありますが、ほとんどの場合は髪がパッサパサになります。酷い時はチリつき、髪が溶けることもあります)。

…というより、ブリーチ毛にパーマ液使うなんて危険なので大抵は断ります。

どうしてもやりたいという勇敢な冒険家には、危険性を説明したうえでやり直しは出来ない事も伝えて、それに了承した方に限りやっていました。彼らと一緒にパーティは組めないな…。

もちろん、縮毛矯正も無理です。

縮毛矯正についてでも書きましたが、美容院のメニューの中でも1・2を争うほど髪に負担のかかる施術ですので、ブリーチしてあるハイダメージ毛にやるなんて自殺行為です。

特に、ブリーチのダメージによってパサつきが出ている髪をサラサラにしたいから縮毛矯正をかけたいという方が意外といるのですが、そんなダメージ毛に縮毛矯正かけても余計髪が傷んで汚く・手入れがしにくくなるだけで絶対に綺麗にはなりません。

髪がチリつき、溶けてしまいますので、サラサラではなく、モフモフになれます。

上記のような、ブリーチをすることのリスクを理解していない方が多かったので、そういったお客さんの施術をするのは大変でした。説明するのも大変だし、施術するのも大変という長時間コースです。

美容師の力でも、トリートメント等の薬剤の力であっても、いくらかマシにな状態にはできるかもしれませんが、ブリーチでダメージを受けた髪を元通りにすることなんてできないからです。

ブリーチはとても髪に負担がかかります。上記のようなブリーチ後の髪の状態を理解したうえでやりましょう。

自分の髪ですから自分自身で考え、髪を守ることをしてください。

ホームカラーについて

まず初めに、美容院で扱うプロフェッショナル用のヘアカラーと、ホームカラーとも呼ばれている、市販のへアカラーの違いについてです。

美容院で行うカラーのメリットは、

  • 色の展開が幅広い
  • ダメージを考えた施術が出来る(リタッチ、弱めの薬、前処理など施術中のトリートメント)
  • 染まりやすい、染まりにくいなど髪質に合わせた施術が出来る
  • ムラなく均一に仕上がる
  • 強い薬も(ダメージが酷くなければ)安全に使えるので大幅なカラーチェンジも出来る
  • 白髪もしっかり染める、色の持ちもいい
  • 薬が頭皮に沁みないように、施術することもできる

そしてデメリットは、

  • 市販よりお金がかかる
  • 美容院に行く手間がかかる

…といった感じでしょうか。


次に市販のヘアカラーのメリットは、

  • 好きな時間に、手軽にできる
  • お金があまりかからない

デメリットは、

  • 色の展開が少ない、色味が薄い
  • 自分では根元だけ染める事は難しいので、結局毛先まで全体的に染めることになり、傷む
  • ムラになりやすい…というか、ほぼムラになる
  • 白髪が染まりにくい、退色しやすい
  • 凝ったことはできない
  • 準備、片付けがめんどくさい。場合によっては家が汚れる。

ホームカラーにする理由としては、時間がない、お金がない、手軽、もしくは美容院が嫌いだから、といったところでしょうか。

ショートの方で、髪のダメージもあまりない方なら問題ないと思いますし、何を優先するかは人それぞれだから市販のカラーもやはりあると便利ですよね。

ただ、定期的に毎回市販のカラーで全体を染めていると、髪へのダメージが大きいです。そんな髪にパーマかけるとかは難しくなってくるので、いろんなスタイルを楽しみたいと考えている方は、毎回市販のもので染めるのは避けた方が良いでしょう。

やはり、市販のカラーでも全体の色を変えたいというのではない限り、出来れば伸びてきた根元だけ染めていったほうが美しい髪を保てます。

髪が傷むのはもちろん、白髪染めをしている人の場合は毎回全体を染めていると、毛先だけどんどん暗くなって行ってしまうので注意が必要です。白髪を染めるための染料が毎回染まっているところの上から重なっていくわけですから、当然色は濃くなっていきます。毛先だけ黒くなってしまっているのはそのためです。

しかし、今では市販のヘアカラーもいろんな種類があるので、一概に悪いとは言えません。

私は高校生の時以来使っていないので詳しくは知りませんが、美容師の頃にお客さんを見ていて感じたことは、泡のヘアカラーは初めてまたは二度目のヘアカラーであれば、髪はダメージをあまり受けていない状態でしょうから、泡のヘアカラーはムラにもなりにくいようなので綺麗に染まるようです。

ただ、何度かカラーをしていたり、パーマをかけていたりしてダメージがある状態で使うと、結構髪がキシんで残念な感じになります。

クリーム状のカラー剤ならやろうと思えば根元だけ染められますので、定期的にホームカラーをするのであればそちらの方が良いと思います。

不景気ですし、生活必需品ではない美容費はなるべく抑えたいと思う方も多いでしょうし、そのうち市販のものでももっと使い勝手が良いものが出てきてくれるんじゃないですかね。

…と、市販のカラー剤に対してこういった感想を持っていたのが約10年ほど前なので、今はもう少し良いものが出ているのかもしれません。

今はホームカラーよりも、低価格のカラー専門店を利用する人の方が増えていそうだと思っていたのですが、経済的に厳しい人も増えているでしょうから、これからホームカラーの需要が増えるか、カラーをしないという選択をする人が増えるかもしれませんね。