姪っ子が可愛すぎる

姪っ子が可愛すぎる

今回はただの惚気をぼやくだけだ。姪っ子が可愛すぎる。因みに上の写真は姪っ子じゃなくて、義両親の飼い猫だ。

昨日、イギリスのロックダウンが緩和されて初めて、夫の家族に会ってきた。

挨拶のハグなどは無しだけれど、ずっと2メートルの距離を保つとか無理でしょってことで普通に過ごし、庭でバーベキューを楽しんできた。

庭でバーベキューをするのは日本ではあまり一般的ではないと思うが、イギリスではロックダウン中も庭でバーベキューをしている人たちをよく見かけた。匂いにつられて散歩していたのを思い出す。手作りハンバーグを焼いてハンバーガー、ソーセージを焼いてホットドック…素晴らしい。

数か月ぶりにあった可愛い姪っ子ちゃんたちは大きくなっていて、子供の成長は本当に早いなと思いつつ、「もう一回やって」の繰り返しにお付き合いしたので、今日は少し筋肉痛気味だ。久しぶりに夫以外の人と時間を過ごしたこともあり、楽しかった。

上の子は前よりも饒舌に話すようになっているし、下の子は最近歩き始めたらしい。マジで英語をもっと出来るようにならないと、彼女達とのコミュニケーションに支障が出そうだ。

彼女たちと走り回って遊び、自分の英語力を誤魔化すのにも限界がくるだろう。何とかせねば。

それにしても、子供って素直に反応を返してくれていいなと思う。

何度も笑いかけてちょっかい出せば一緒に遊べるようになるし、そのうち抱っこしてほしそうに歩いて近寄ってきてくれるし、ハグしたりも自然にするようになる。好意を示せば、素直に返してくれる。

人って、みんな元々はこうだったのかなあ…などと、時々考えてしまう。いろいろと傷ついて大人になっていくから、赤ちゃんや子供のように素直に人と付き合っていくのは難しくなっていくのだろうか。自分も話す相手の言うことや仕草を見て勘繰ってしまったり、よく分からない理由で素直になれない。

私は自分が傷つき、壊れていることも自覚しているつもりだが、自覚しているつもりでもコントロールはできない。子供と向き合うといろんなことに気が付くので、姪っ子ちゃんたちと会うのは怖くもあり楽しみでもあるのだ。

私の英語力では大人たちの早い会話についていけない事も多いので、姪っ子ちゃんたちと遊んでいられるのは、そういった意味でもありがたい。今のところは夫の家族との間に大きな問題がないのは、姪っ子ちゃんたちのおかげでもある気がしている。

姪っ子ちゃんたちが可愛すぎて、素直で何だか美しくて、社会が抱える問題や今の大人たちが抱える問題が、こんな美しい子供たちからも生まれてしまうのだろうかと、人間の愚かさと美しさについて考えたくなる。考えても今の私の頭では何も出てこないが、彼女たちの成長を見るのは楽しい。

子供か…。

イギリスで子供を産んで育てるとか想像もしていなかったのでまだ踏み出せないが、もしチャンスに恵まれたら子供を持つもの良いかな、と思うようになった。

ただ、私がイギリスのビザを更新していく必要があることを考えても、簡単には選択できない。アジア人差別はあるだろうし、子供を産んでから「やっぱり無理」とかできないので、慎重に考える必要がある。

年齢を考えても肉体的にアウトの可能性があるので、絶対に子供が欲しいとは思っていないが、少しづつ自分の考えが変わり始めているのは確かだ。

昔は自分の姪っ子ちゃんたちに会っても、可愛いとは思ったが子供が欲しいとは全く思わなかったのに、今姪っ子ちゃんたちに会うと子供を育てる人生もいいかもしれないと思うようになったのだから、自分の変化に驚いている。

30歳になる前にも真剣に考えたのだが、肉体的にもう無理かもという段階で、また考えるようになる人も多いのかもしれないな。