トリートメントは髪のダメージの進行を抑える・防止すること、ダメージの補修のために使われます。
「ダメージの回復」ではないんですよね。
髪は皮膚と違ってターンオーバーはなく髪自身で修復することは出来ないので、適切なケアをしないと日常の生活でもダメージは進行します。
一般的にトリートメントは、シャンプーの後に洗い流すものと美容院で行うものに分かれます。
まず、シャンプー後に使用し洗い流すものについてですが、「トリートメント」「コンディショナー」「リンス」の3つがあります。
これらの違いについてですが、リンスは髪表面の帯電防止を目的にしているので、トリートメントのように髪の中まで補修したり、手触り・艶などは得られません。つまり、髪表面だけに働きかけるか、髪内部まで働きかけるかの違いです。
コンディショナーはリンスとトリートメントの中間です。軽いトリートメントみたいな感じです。
次に、アウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)についてですが、髪の保湿や指通りをよくしたり、艶を与えたりするものが多いです。
髪のダメージで扱いにくさを感じるなら使った方が良いでしょう。髪を乾かす前につけることが多いですが、乾かした後に付けても大丈夫です。
梅雨の時期などに湿気で髪のふくらみ・うねり等が気になる場合には、オイル系の洗い流さないトリートメントをお勧めします。
なぜなら、水と油は弾き合うので、湿気の影響を受けにくくなるからです。
使用感と香りがいい、パッケージが可愛い、コスパは無難、息の長い商品なので私が信用しているのは↓のロレッタ ベースケアオイル ヘアトリートメント。
または、使用感良し、香りは無難、コスパ良し、これも息の長い商品で信用しているシュワルツコフ(schwarzkopf) BCクア ディープ スリーク 150ml トリートメント
さて、次は美容院で行うトリートメントについてですが、家で出来るものとどう違うかというと、簡単に言えば含まれている成分が違います。
美容院で扱うものは当然プロ用なので、家庭用のトリートメントには入れられない、髪のケアに効果的な成分が含まれています。
美容院で行うトリートメントの持ちは一週間のものや二・三週間のものなど、トリートメントの種類によって異なります。
でも、そのトリートメントの専用のホームケアと併用することでトリートメントの持ちが良くなりますので、もしあればそちらも使ってみてもいいのではないでしょうか。
「炭酸」の髪への効果について
美容院で「炭酸泉」とか「炭酸トリートメント」といったものを見かけますよね。
美容院でのトリートメントなどと同じく、ヘアケアの一環として使われています。炭酸が体にいいことは、テレビや雑誌で取り上げられることもあったので知っている方も多いとは思いますが、髪への効果はご存知ですか?
まず、美容院でよくある「炭酸泉」とは?
…炭酸ガスが溶け込んでいるお湯のことです。単純ですよね。
ではその炭酸ガスの効用ですが、毛細血管が開き血液の循環がよくなるため、それによって老廃物が効率よく出ていきます。
美容院での炭酸を扱ったメニューの効果としては、頭皮へは血行促進・デトックス効果・保温効果、髪へは汚れを除去・傷みの修復・潤いなどの説明を受けることが多いかと思います。
個人的には、髪のダメージ修復は無いでしょ…と思っていますが、やってみた感想としては、頭皮が白くなったように感じましたし、頭皮自体が温かくなって血行が良くなったんだなと実感できました。
頭皮が綺麗になるので、皮膚が敏感で薬がしみたりしやすい方はカラーやパーマ後に使うと効果的かもしれません。
使用後は髪が柔らかくなってサラサラになるので驚きです。初めて使った時は、シャンプー後に炭酸泉を使い、コンディショナーやトリートメントなどを付けずに終わらせたのですが、ある程度傷んだ髪でもトリートメントなしで大丈夫そうな感じでした。
面白いことに、肌はツルツルになりますし、髪はサラサラになります。
仕事中にこれ使った後は、手荒れも若干良くなった気がします。手がポカポカして温まりますし、保湿クリーム塗らなくても潤うからそう感じるのでしょう。炭酸でこんな風になるのが本当に不思議です。
炭酸でこんな効果が得られるの?面白ーい…といった感じでしたので、興味がある方は一度やってみてください。