自分で決められない人について思うこと

26/10/2015

私は美容は大好きだが、美容の情報・流行だけに振り回されている人はあまり好きではない。

社会人になってからずっと美容の仕事をしているので、いろんなお客さんに関わってきたが、私は「自分で考えない人」がとにかく嫌いである。

「流行っているから」「~がやっているから」と、ただやりたいと思うきっかけになったのであれば、興味を持つ事はむしろいいことだと思っている。しかし、「どんなふうにしたいのか」「自分に似合っているか」や「今の自分のコンディションで出来るのか」を全く考えずにただやるだけというのは、施術する側からすると勿体ないなと思う。

そして勿体ないだけでなく、相手によってはとても面倒くさいのである。

そういう人は自分で考えないので、どうするかも人任せなのだ。また、要求が漠然としすぎている上に、自分でもどうしたいのかがよく分かっていない人もいる。最悪なのは、上記のような姿勢・態度のため自分で決めることができず、思いどおりにならなかったら他人のせいにするのである。

このような事を続けているので髪のダメージが酷かったり、これは関係ないかもしれないが口臭・頭皮のにおいが酷かったり、つけまつ毛には化粧品のカスが大量に付着していたりと、清潔感までない人もいる。

出来ないことを出来ない理由まで説明しても、理解する気もなく考えないから通じない。

どうしたいのか聞いてみても、ハッキリしない。

自分で決められない。

私にとって、彼女らは宇宙人である 笑

自分で決めずに他人に決めてもらおうとするのは、自分で決めて責任を負いたくないからだろうか?

髪が傷みすぎていて、施術しても恐らく希望どおりには仕上がらない。

傷ませるだけだから止めた方が良いが、どうしてもやりたいのなら、どんな結果になっても自己責任でいいのならやると説明しても、「う~ん。でも、こうしたいんですよね。…やっても大丈夫ですかね?」…やっても大丈夫とは言い切れないから私はその説明をしているのだが、理解力が無いのだろうか。

これは間接的に、「どうにかならない?やってよ。なんとかして」…ってことなのだろう。空気読んでやって、みたいな。

スタイルなどの持ちを重視したいならこっち、自分好みのデザイン性を重視するならこっち…と、もう本人の価値観に任せるしかないくらい説明したのに、自分では迷って決められない。

…で、「どっちが良いですか?」

正直に言うと、『…知らんがな 笑』

そのお客さんがどういう好みなのが、どんなライフスタイルか、どんな価値観を持っているか、何度も担当していたり、会話の中で十分なヒントが得られれば薦めることは可能である。しかし、5分前に会ったばかりの人にそんなことを言われても、私の価値観で薦めて納得してくれればいいのだが、中には後から「こんなはずじゃなかった」と言う人もいる。難しい所である。

中には結局、悩みつつもやりたいスタイルが心の奥底で既に決まっている人もいるのだ。

スタイルのオーダーを人任せというのはどうなのだろう?私はやりたいことや自分の好み、優先することがはっきりしている方なので、決められない人・人任せにする人の気持ちが理解できない。

こだわりが無いから、どうなっても楽しめるし大丈夫!という方もいるであろう。そういった人の場合はそれはそれでいいとは思うが、こだわりがあるなら人任せにせず、自分で考えて選択できるようになっていただきたいものである。

自分で決められない人はおそらく、「自分で決める」→「自分のことは(自分で選択し、決めたことは)自分で責任を取る」ということが出来ないのだろう。思考停止していて、考える力・考える習慣がほぼ無いのだと思う。

ちょっとしたことでも決められないのなら、自分の人生に関わる大きな選択も、なんとなく決めてみたり、親や周りからの人の意見で決めているのだろうか。余計なお世話かもしれないが、そういった方は幸せにはなり難いと思うので、ちょっと可哀想になってくる。

仕事をしていると、お客さんや一緒に働くスタッフの中には、いい大人に見えても、そういった感じの人が意外といることに驚く。身近にいる人でそういった人がほとんどいないので、余計にそう感じるのかもしれないが。

自分の身近にいないのは、私がつきあう人を選んでいるからかもしれない。年々、誰と関わるかにはとっても注意するようになってきているので、友人は少なくなるのである 笑

自分で決められない人、勿体ないことをしているよな…。