イギリスでは、産後6週に母子ともに診てもらえる検診がある。その2週間後、産後8週には娘の初めての予防接種を受けてきたので、今回はそれについて記録しておく。
産後・生後6週の検診
私に関しては、産後の回復は順調か、なにか問題はないか、避妊についてなどの問診だけでアッサリ終わった。
避妊も何も、会陰切開の傷が痛すぎてそれどころじゃないし、1人産んでこんなに大変なのに二人目とか無理だわ〜と思いつつ、避妊へのサポートは特に必要ないと伝えておいた。
会陰切開したところを診てもらいたかったけれど、夜とかよく動いた時に傷が痛むのはおかしくないと言われ、診る気もなさそうな感じだった。
恐らく、ほとんどの人は産後6週間経っていれば傷の治りに問題はないのだろう。産後、家に帰ってからMidwifeやHealth visitorの訪問が頻繁にあるし、なにか問題があればそこで対応してもらえるのだから。
私も前よりは良くなっている実感もあったし、今回担当してくれたのは男性だったのでお願いしにくかったこともあり、会陰切開の傷を診てもらうのは諦めたのだった。
でも結局、2週間後にまた会陰切開の傷周辺が赤く腫れ、痛みが出てきたのでGP に行って女性の医者に診てもらい、3度目になる抗生物質を処方してもらった。マジでそろそろ治って欲しい。
やっぱり診てもらえる機会に、ちゃんと診てもらわないとだめですよね 笑
さて、娘の方は胸に聴診器を当てたり、音への反応や脚の可動域?等のチェックをされ、特に問題はないようだった。
通常なら検診とともに身長や体重を測るようだけれど、体重増加が良くなくてヘルスビジターに経過観察されているので、今回は測定する必要ないとのこと。娘の検診もアッサリ終わった。
最後に娘の2週間後の予防接種を予約したかの確認と、私へは3ヶ月後に子宮頸がんの検診を受けるように言われて終わった。
ほんと、アッサリした検診だった。
生後8週の予防接種
生後8週になったら予防接種が始まる。ここから8,12,16週と、1ヶ月おきに受けることになる。
今回の予防接種は両脚の太腿にワンショットずつと経口摂取だった。両脚への接種は、どちらも顔を真っ赤にしてのギャン泣きで、経口摂取は美味しそうにチュパチュパしていた。
この予防接種で驚きなのが、接種後に3回のパラセタモール(解熱鎮痛剤)の投与を勧められることだ。今回接種する中に、接種後に熱が出やすいものがあるからだそうだ。
1度目はワクチンの接種後直ぐ、その4〜6時間後に2回目、更にその4〜6時間後に3回目を投与しなければならないので、生後2ヶ月から使えるCalpolという解熱鎮痛剤を自分達で用意しておく必要がある。Calpolはドラッグストアや大きめのスーパーマーケットで簡単に手に入る。生後8週以降に使えるものだが、服用に関しては妊娠37週以降での出産であった事や体重が4キロ以上であること等の条件がある。その為、接種の前にこの二点は確認された。
予防接種は午前中に受けたのだが、接種後2〜3時間経ったあたりから娘はグズグズしだして、あやすとぐっすり寝た。いつもと少し様子が違うので、予防接種の影響があったのだろう。少しお腹の調子も悪かったかもしれないが、大きな問題は無く一度目の予防接種を終えた。
待合で待っているとき、他の赤ちゃんのギャン泣きが聞こえてふと思ったのは、もう少し大きくなって注射が分かるようになったら、予防接種はもっと大変になるだろうなあ…ということだった。今考えても仕方ないか。
とりあえず、無事に終わって良かった。