想像以上に完母は大変…おっぱいトラブル

想像以上に完母は大変…おっぱいトラブル

産後2ヶ月が経った。この2ヶ月で、完母で育てることの大変さを身に沁みて感じている。

1ヶ月目は母乳が足りていなかったせいだと思うが、基本的には2時間も経たないうちに授乳していていたし、次の授乳まで1時間ももたなかったことも多い。

頻回の授乳で乳首を痛めてしまうし、眠る時間も確保できず、産後の体の回復も遅れていると思う。今だに会陰切開の傷が痛むし、数日前から傷の周りの皮膚がまた赤く腫れて化膿し始めてしまい、3度目の抗生物質を処方してもらった。産後2ヶ月経っているのに、これで良くならなかったら…と考えると気が滅入る。

会陰の回復が遅いせいで長時間座っていられない上に、おっぱいトラブルまで抱えているから授乳が辛い。

産後すぐの頻回授乳で両方の乳首に傷ができてしまい、産後3週目にはどちらも傷が白斑に変化した。痛みに耐えながら何とか授乳を続けていたが、産後6週頃に右乳首の白斑部分が詰まってしまい、母乳が溜まってカッチカチになった。

日本ではこういった問題には、母乳のトラブルに詳しい助産師さんからマッサージを受けたりできるようだけど、いくら調べてもイギリスにそういったサービスは無いようだった。

明らかに乳腺炎にでもなれば医者にかかることもできるだろう。しかし、そうなる前の段階では自力で何とかしなければならない。

ネットで調べいくつか試した結果、詰まった部分にオリーブオイルを含ませたコットンを当て、次の授乳までラップをしておくのが効果的だった。これを3回位繰り返して授乳すると、詰まりが取れる。

搾乳では詰まりが取れないことも多いので、どんなに痛くても赤ちゃんに吸ってもらうのか一番なのかもしれない。

また、シャワーを浴びるたびに乳首に詰まりがないか確認するようになった。シャワー後のほうが詰まりが取れやすい気がしているので、詰まりを発見したらシャワーで温めて、直ぐにオリーブオイルとコットンを当てるのが習慣になってきている。

少し前から娘は夜は4〜6時間まとまって寝てくれるようになったけれど、5〜6時間も授乳ができないと胸が張って痛いし、白斑の部分が詰まってしまうので、安心してゆっくり寝られない。娘が起きなかったら4時間くらいで搾乳するようにしているけれど、油断すると直ぐに詰まる。

同じ場所が既に4回ほど詰まったので、この白斑が治るまでは気を抜けない。右の乳首ばかり気にしていると、左のケアが疎かになって今度は左乳首が詰まったり、白斑に痛みを感じたりする。

これを繰り返し、最近やっと左乳首の白斑は治った。 産後すぐの授乳で乳首が傷ついていなければ…とは思うけれど、授乳に慣れないうちは傷になりやすいのは仕方がない気もする。

白斑ができると痛いし、詰まりやすくなるので更なるトラブルを引き起こす事がわかった。今後は白斑ができないように気をつけようと思う。

授乳の姿勢やラッチオンを改善すれば、おっぱいのトラブルは無くなると聞くので、気をつけるようにはしている。…が、授乳に慣れてきたせいか娘が吸いやすいように咥え直したりするし、違う姿勢は泣いて拒否するので上手くいかない。上手く吸ってくれないと直ぐに張ったり詰まるので、慣れない姿勢て授乳するのも怖い。

おっぱいが詰まったり、痛みが酷くなると、1日中授乳の事ばかり考えてしまう。…というより、授乳と搾乳や乳首のケアに追われて1日が終わるので、何もできないし、夫に八つ当たりをしてしまうから申し訳ない。

しかも3週間くらい前から、娘にいくら吸わせても無くならないしこりがある。いくらしこりができても、通常は授乳すれば柔らかいおっぱいに戻るが、左乳首の下にできたしこりはどう頑張っても無くならない。

先日GPで診てもらったのだが、スキャンしないと分からないとの事なので、来週スキャンしてもらうことになった。乳ガンではなさそうだけど…とは言われたけれど不安だ。

…ということで、産後2ヶ月で多発するおっぱいトラブルに参っている。

母乳育児がこんなに大変だとは思わなかった。できれば断乳してミルクにしたいと何度も思ったが、今の状態で断乳するほうが大変かもしれないので、もうしばらくは頑張るしかない。

おっぱいトラブルは辛いけど、娘が必死に乳首を咥えてハムハムしてる姿や寝落ちする姿、授乳の態勢に入ると口をパクパクして待ち構えている姿は愛おしい。だから簡単には止められない。授乳を止めたらきっと、これが恋しくなるだろう。

続けられる限り続けてみて、母乳育児ができる短い時間を楽しもうと思う。