30代後半に入ってから、悲しいことに色々な加齢のサインが出てきている。
体型の変化や体の不調などは産後だからだと思っていたけれど、産後2年を過ぎても良くならなずむしろ悪化したような気がする事だって少なくない。これはもう産後だからという言い訳はできないだろう…老化だ!と認識したときの切なさは言葉にならない。
未だに回復の兆しが無い尿漏れに関してだけは、出産が原因なのだろうけれど。くしゃみはもちろん、急に走っても、子供を高い高~い!しても、出てきてしまう、尿漏れ。地味に困っている。
さて、加齢による様々な変化は、以前少し書いた。このときにトップスに黒は似合わなくなったし、体型の変化でTシャツがカッコよく着こなせなくなったことに気が付いたのだ。それから黒を避け続けた結果、ネイビーのトップスが増えてそれに嫌気がさしてきたし、やはりTシャツも着たくなってきたので、そろそろ何とかしなければ!と思うようになった。
体型を元に戻す…のは無理だと分かっている。ダイエットをして体重を減らしても、筋トレをして体型を整えても、加齢による肌の劣化や重力が体型に与える影響には逆らえない。それに、子育て中なので食事管理や運動を徹底的にやる!というのは、私には難しい。…というか無理なので諦めて、体重増えなかったら御の字じゃん?みたいな感じになっている。
だから、全力で誤魔化すことにした。
年相応でいい。でも年相応な自分を一番魅力的に見せる工夫をして、全力で誤魔化していこう。
最近は娘に服が汚されにくくなってきたこともあり、子どもを産む前ほどではないけれど、自分の好みの服が着られるようになってきた。ニットも着たいしアクセサリーもつけたい。できればTシャツも着たいので、これから加齢によって崩れてきた体型や肌の老化などをどう誤魔化かそうかと奮闘中である。
早速、子供に引っ張られて一番のお気に入りのネックレスチェーンを破壊されたけれど、これで諦めてはならない。めっちゃショックで早く直したくて仕方ないけど、18金だから修理代を考えると頭が痛い。でも怒らないと言い聞かせて何とか耐えた。
膨張色の明るい色で、尚且つ体にピタリと沿うリブのニットを着た時には、中年のおばさんが鏡に映ってると絶望した。でも、好きな色だから欲しいと思って買ったので、悔いはない。
辛いけれど、この現実(老化現象)と向き合わなければならない。体型の変化を認識し受け入れ、その中で何を着れば自分がより魅力的に見えるのかを見極めよう。若さはもうない、でも歳を重ねれば重ねたなりの何かが表現できるはずだ!と信じたい。
Tシャツやピッタリ目のデザインの服は1サイズ上げて対応し、ゆったり目のデザインの服などは通常の服のサイズにすることにした。また、襟の開き具合も数年前とは似合う形が変わっているので、Tシャツも以前の形とは少し違ったものを選ぶようになった。デコルテが薄くなってきた感じがするし、胸の高さも違えば、ウエスト周りも肉の付き方が変わったせいだろう。
変わった形のモード系の服とかは体型が前面に出ないから、年齢を重ねても体型を気にせずにオシャレを楽しめる。でも、今の子育て期間中の服をモード系にするのは何か違うんだよなあ。これじゃない、感がすごい。
…かといって、ベーシックなもので体型を拾わない服を着ると、カジュアルすぎて生活感丸出しな感じがするし、何かもっさりしてカッコよくない。今の生活のせいで体型は緩んでいるし、残念ながらもう若さが無いから。
そこで、やっぱりアクセサリーが必要なんだよなあ、と気が付く。アラフォーからはアクセサリー必須ですよね。キラキラしたジュエリーだと尚良しって感じか。
顔周りに光物のアクセサリーを持ってくると、黒のTシャツを着てもサマになる。ベーシックな物でもアクセサリーがあればそちらに目が行くので、それなりに見える。カジュアルなものを着ても、アクセサリーがあればカジュアルな感じが薄れてキレイめに見える。
体型にあった服を見つけて、アクセサリーを付ければそれなりになるじゃん!と、気が付いたのだった。合わせやすくて万能なのは、私の大好きなパールアクセサリーだと思うので、これからいろいろ揃えていきたい。既にハマりそうな予感がする。
あとは、メイクも必須。マットな質感だと不健康に見えて老化をカバーしきれないので、パール感は必須。パール感は必要だけれど、ラメみたいにキラキラしすぎていると下品になってしまうから、あくまでパール感を足す。似合うメイクも見直したほうが良いだろう。
必須、必須と、老化によって生じたマイナスを埋めるために、必ず必要なものが増えてくるのも年を重ねた証拠なのかな。前は自然な美しさに勝るものは無いと思っていたけれど、年を重ねたらそうも言ってはいられなくなる。
自然なままでいたら汚くなっていく。どうしても。やりすぎは良くないけれど、年を重ねればメンテナンスには多くの労力がいるようになっていくのだろう。
これからはアクセサリーやメイクを工夫して、加齢と上手く付き合っていこう。毎日を明るい笑顔で過ごせるように。