ついに…ついに！！！！
先週から娘がnurseryに通い始めた。最初の数日は慣らしの期間で1時間30分の預かり時間から、一日に30分ずつ追加していき、遂に規定の一日3時間保育になった。
平日の午前中に一日3時間という短時間だけれど、やっと外が明るい時間帯の自由時間が手に入って、娘を預けて家に帰ったときには歌って踊り出してしまうほどの解放感だった。誰も見てないから何でもできちゃう。
でも、数日過ごしてみて気が付いた。午前中に洗濯物を干したいし、娘のnurseryへの提出物などの対応に四苦八苦していたら、あっという間に時間が経ってしまう。まだ始まったばかりなので仕方がないのかもしれないが、下手するとダラダラ過ごして終わり…ということになりかねない。それは避けたい。
始まったばかりなので、このように自由時間の過ごし方はハッキリしない、安定しない感じなのだが、私自身に明らかな変化があった。それは、娘と距離を置くことで、もっと娘に優しくなれるということ。子供を預けて働きに出た方が子供に優しく接せられるという人がいるけれど、それってこういうことなんだなと、娘をnurseryに預けたことで初めて経験して理解できた。
娘の方はというと、nurseryに通い始めた影響で、家に帰るときは私にべったりで抱っこを要求し、絶対に歩かない。私は抱っこして15分歩いているので、筋肉痛。
夜中は何度か起きてしまい、自分のベッドから離れ夫と私のベッドの真ん中に陣取って寝る娘。娘が頻繁に動くせいで、よく眠れない夫と私。
娘は新しい環境でのストレスのせいか夜によく眠れないし、帰宅後の食事のタイミングが上手く取れない。しかも便秘がちょっと悪化したせいか不機嫌になることも多いので、こういったことは娘がnurseryに慣れるまでは大変かも…と思い始めている。
意外とアッサリ私にバイバイしてnurseryの中に入っていく娘をみて、あ、全然大丈夫なんだと嬉しいような悲しいような複雑な気持ちで見送った。そんな娘でもnurseryではまだ緊張するのか、家や慣れた近所の公園で過ごす時のような活発さは出ていないようなので、慣れてきたらどんな姿が見られるのだろうと楽しみだ。
私の自由時間…何しようかなあ…とりあえず、夜中ではできなかった篠笛の練習がしたいし、日中の自然光の中で水彩画の色塗りもしたい。
…と考えていたのだけれど、最近久しぶりに娘のヘアカットをしてとても楽しかったので、ふと思ったのは、いつかまた美容師として働いてみたいということ。日本にいるときは、こんな生活はもう無理！自分の時間が欲しいし、こんな手荒れに苦しむ生活には耐えられない！と、美容師を辞めてまつげエクステ施術者に仕事を変えた。まさかまたヘアカットをやってみたいと思うとは…自分でも驚きである。
調べてみると、日本と違いイギリスでは美容師のライセンスなどは無いから、いつでも自由に美容師と名乗って仕事をして大丈夫なのだそう。出張美容師でカットだけといった働き方も可能なので、薬剤を使う施術はやらずカットだけやるようにすれば、手荒れとは無縁だ。こういった状況であれば、やりたくなればまた美容師として働けるかもしれない。
久しぶりなので練習は必要だろうし、日本人と違う髪質も扱えるようにならなければいけないけれど、それは周りの人に頼んでカットさせてもらえばいい。出張美容師、もしくは自宅で技術を提供するのであれば、自分のお客さんがいないと無理なのだけれど、カットモデルをこなしたりネットを駆使すれば、少しは自分でお客さんを得ることはできるだろうか…。
いつか本気でやりたいと思うようになったら挑戦できるよう、美容技術と自分の英語力を向上させておいたほうが良いかもしれない。美容師として働くのは無理だとしても、英語はここイギリスに住んでいる限り必ず必要になることだし、上達させれば自分一人できる事も増え、きっとストレスは減っていく。
あー、趣味も大切だけれど、娘の成長とともに自分の時間を持て余すようなことにはなりたくないし、いつかは働きたい。娘のnurseryのことも、仕事を頑張ってくれている夫に頼りきりにするのではなくて、ほぼすべてのことを私が自分で対応できるようになりたい。
こう考えると、時間ができたこのチャンスを利用して英語を集中して勉強しておいたほうが良い気がする。自分のこれからの為に。勉強は避けていたけれど、イギリスに移住してからもうすぐ5年…もう逃げている場合じゃない！といった焦燥に駆られている。
今までも英語勉強しなきゃ！！…でも学習が全然続かない！！の繰り返し。3日も持たなかったこともしばしばあり、どうしたものかと悩むことも多かったけれど、平日昼の時間に自由時間ができるというこの大きな生活変化によって、なんとか英語学習を続ける習慣を作れないだろうか。
とりあえず、年内は英語学習に集中してみようかな。3カ月半も頑張れるかどうか分からないけれど。