2023.7 諸事情あり、仕方なくブログ名を変更しました
お母さんになった自分 変化を中々受け入れられない

お母さんになった自分 変化を中々受け入れられない

最近、夜中に娘が起きるようになった。
寝ぼけてグズり出し、そのまま寝てくれるときもあれば、耐えきれずに泣き叫ぶときもある。寝たいのに寝られない状態なのかもしれない。

もう放っておいても寝ないだろうな、と思った段階で抱っこをしにいくが、私を確認して笑顔になったあと、また直ぐに寝る体制に入る。
そして一見、直ぐに寝ているように見えるけれど、このままだとベッドにおいた瞬間に起きる。ある程度抱っこを続けて、深い眠りに入らせてあげないと、直ぐに起きてしまうのだ。

娘は体重も増えてきたから、抱っこを続けるのも重くて辛い。そして夜中なので眠くて辛い。
最近、習得したいものは魔法のラリホー。経験値が足りないのか、レベル上げすればそのうち身につくだろうか。ラリホー。

さて、私は今でも時々、産前の自分と今の自分の違いをまだ受け入れられていない気がする。

結婚しても子供がいないときは、自分の時間もあったし、やりたいことをやりたいようにやっていた。でも、子供が産まれてからは自分の時間は少ないし、やりたいことを自分のペースでできることはほとんどない。

地味にもどかしいのは、好きな服が着られなくなったことだ。
好きな服を着て過ごすことは、私にとって楽しく生きるために必要なことだけれど、産後は体型も、優先させる服の機能も全く違うので、好きだった服はもう着られない。

産後の体型変化は、思ったよりも大きかった。体重は戻っても体型が違うので、殆どの服はもう似合わなくて着られなくなった。恐らくもう着ることはないだろうと思いつつ、お気に入りだった産前の服をなかなか処分できないでいる。

授乳中だし、娘はよく吐くから直ぐに汚れるので、前開きで、動きやすく、肌触りがよく、そして洗える服というのが今着る服の条件だ。

鏡を見れば、1つ縛りにまとめた髪から大量のアホ毛。服も気が付けば洗いすぎでボロボロになっている。産前の私が見たらショックだろう。
そして産前の状態にはもう戻れない。

今の私の生活に合って、なお且つ似合うものを見繕えばいいのだけれど、シンプルにそれをする時間がない。
そして変わり果てた自分の姿を見て、あぁ、良くも悪くもお母さんって感じだわ…とふと思う。

そう、私はお母さんになったのだ。
もう前には戻れない。

そしてこのお母さんの私を、娘はとてつもなく愛してくれている。

無条件の愛というと、親から子への愛で言われることが多いが、私は子供のほうが無条件に親を愛しているように思う。
子供はどんな理不尽なことを親にされても、傷つけられても、親をなかなか憎めなかったり、それでも親に愛されたいと願ってしまう。大人になってもそれを引きずる人は少なくない。私を含めて。
だから、子供の親への愛はそれこそ無条件だと思う。

お母さんになった、私からすれば変わり果てた姿になった私でも、夫も子供も愛してくれている。体型は変わったし、常に眠くて、疲れていて大変だけど、幸せじゃないか。

自分の変化を受け入れよう。年齢を重ねる中で、私は常に自分のベストを更新してきた。こんなに変わっても、やっぱり若かった昔の自分のほうが良いとは思わない。

いい変化を起こすには、今の自分をしっかりと認識する必要がある。現状はこうなっていて、じゃあどうするかと考える。
今までもそうやって変わってきたから、また出来るはずだ。

変化を受け入れて、お母さんになった私に似合う服を見つける。工夫して自分の時間を作り出す。そして諦めない。

お母さんになった私も素敵なんだぞ、凄いんだぞって、堂々と生きていく。そのための第一歩として、気分が良くなる服が必要だ。

…お母さんはね、まず形から入るタイプなんだよ、も追加しとこう。