2023.7 ブログ名を変更しました
羊水が少ない!!

羊水が少ない!!

妊娠糖尿病の為に追加された、2~3週間に一度のスキャン(エコー検査)を少し前に受けてきた。ちゃんと大きくなってるかなあ…と思いつつ、お気楽に検診を受けに行ったら、予想外の問題が起こってしまった。

残念なことに、そこで羊水が少ないという結果が出たのだ。標準とされる値の最小値ピッタリで、ギリギリ標準だけれど慎重な経過観察が必要とのことだった。

スキャン後に急遽医師との面会が追加され、初めてNST(ノンストレステスト)検査を受けた。医師との面会では、最近の体調はどうかや胎動に変化はあったかなどの質問を受けたが、スキャンで羊水が少ないと言われるまで特に問題を感じたこともなかったので、何とも言えない。

希望すれば今夜は病院で過ごすことも出来るけれど、どうする?と聞かれた時に、え?そんなにヤバいの?と一気に不安になった。でも、今から入院は準備も大変だし、日本語でいろいろ調べたいし、何よりもここでは落ち着かない。次の日に妊娠糖尿病の担当チームとの面談があり、何かあればそこで対応できるとも思ったので、不安はあるけれど入院はお断りした。

NST検査は10分~場合によっては1時間以上かかると言われたが、スムーズに赤ちゃんの心音も私のお腹の張りも問題ないと確認できたようで、約10分であっさり終わった。

スキャンの結果は羊水が少ないということ以外は問題ないし、NST検査も問題ないとのことでその日は帰宅を許可されたが、NST検査の結果が悪かったらどうなっていただろうかと考えると恐ろしい。

次のスキャンは3週間後の予約になっていたが、経過観察のために1週間後にもスキャンが追加された。その時には少しでも状態が改善されていればいいが、「羊水が少ない」ことに関して私ができる事は無いようなので、それが辛い。

「羊水が少ない」と検索すると「羊水過少」といったキーワードに関連して、怖い情報や体験談がいっぱい出てくる。無事に生まれてくれるか心配だし、何か悪いことしたかな~と自分を責めてしまう。

自分がした「悪い事」に関しては、心当たりがないこともない。

先月に妊娠糖尿病と診断されてから1か月以上が経ったが、数日に一回は好きなものを食べたくなる。好きなものを好きなだけ食べるわけにはいかないが、血糖値の上昇が許容範囲内であれば食べてもいいでしょ!と思い、時々ではあるが少しだけ食べていた。

それのせいか?と思わなくもない。

それにしても最近、ますます血糖値が上昇しやすくなっている気がする。出産が近づくにつれて更に血糖値のコントロールが難しくなるのか?以前大丈夫だったものでも、数値がアウト。ここ数日は、このくらいは大丈夫だと認識していたものでも、血糖値が上昇してしまう。

既にこの食生活に飽きていて、もう我慢が出来ないので自分で糖質制限のお菓子を作ることにしたり、料理したくない時や野菜を切らしてしまったときなど、「この食事ではもしかしたら数値が超えちゃうかもしれないけれど、たぶん大丈夫でしょ」と食事管理が緩くなっていたせいもあるだろう。これは私が悪い。

食事の管理が面倒で慣れてきてからは緩くなっていたが、スキャンの次の日に行われた面談にて、最近は血糖値が上がりやすくなってきていることもあり面談の回数を増やす・数値が超えたら毎回電話で報告してアドバイスをもらう、ということが追加されてしまい、更に面倒になった 笑

…もっと徹底して食事管理しなきゃダメですよね。

素直に言うこと聞かなきゃダメですよね。ハイハイ、私が悪かったですよ、と若干不貞腐れながら帰ってきたが、ちゃんとやらないと更に面倒なことになるしお腹の子に何かあったら嫌なので、また真面目に取り組むことにする。

無事に出産できるように出来る限りのことはするが、想像以上にトラブルが多くて疲れてきた。

食事の管理も、頻繁にある検診や面談もストレスだし、お腹が大きくなってきてからはよく眠れないし体も思うように動かない。早く妊婦を辞めたい。

妊娠糖尿病の上に羊水が少ないといった結果が出たせいで、安全のために出産予定日前には出産する必要があるらしく、次回の妊娠糖尿病の担当医師との面談で分娩誘発する日を決めるとのことだった。早く妊婦生活が終わるのはいいけれど、出来る限りはお腹の中で育ててあげたいとも思うから複雑な心境だ。

陣痛促進剤を使うと陣痛の痛みが強く出ることもあるらしいので、できれば避けたい。もし早く出産することになれば、その期間に夫の休みが取れるかも微妙なので、退院後は1人で新生児と過ごすことになる。…私にとって、こっちも深刻な問題なんですけど 笑

7月・8月はバカンスの為のholidayを取る人が多いので、夫の同僚たちは既に希望を出しており、夫の育休が自由に取れない。おそらく気をきかせてくれて出産予定日の少し後に夫の育休を取れるようにしてくれていたのだが、妊娠糖尿病と羊水の問題のせいで出産が早まりそうで、それが裏目に出てしまった。早く産まれてきた場合、産後直ぐなのに私一人で家事育児をすることになる。

イギリスは日本と違い、経膣分娩でも出産後に5日も入院させてもらえるわけではない。出産後は問題がない限り、基本的には当日や次の日に退院させられるので、夫の助けなしは相当キツイだろう。…かといって病院で長く過ごすのも嫌だし、私の性格上、義両親に助けてもらうよりは一人でやった方がストレスは少ないだろうけれど、流石に産後直ぐに夫の助けなしで生活できる気がしない。

妊娠・出産は何があるか分からないから、その時に自分にできる最善を尽くすしかない。何とか状態を良くして、早すぎる分娩誘発にはならない様に頑張らなければ。お腹の子に危険がない限り、自分の希望を通すつもりで面談に臨もう。

いいタイミングで産まれてきてくれないかなあ。頼むよ…。