イギリスで妊娠 妊娠糖尿病の話2 面倒な血糖自己測定

イギリスで妊娠 妊娠糖尿病の話2 面倒な血糖自己測定

妊娠後期に入り妊娠糖尿病になってしまったため、毎回の食事に気を付けつつ1日4回の血糖自己測定を行って記録している。

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痛いし失敗したくない…血糖自己測定のコツ

この血糖測定では毎回、自分で指先に小さい針で傷をつけて採血をし、測定器にかけて血糖値の確認をするのだが、これが地味に痛かったり、採血に失敗して何度も指に針を刺したりで、慣れるまでは結構なストレスになる。…いや、慣れてもストレスだ 笑

私の場合、十分な採血量が確保できずにエラーになってしまうという失敗が多く、どうすれば一発で採血ができるかを調べて試してみた。効果的だったのは以下。

  • 針がセットされているランセットを垂直に指に押し当てる
  • ランセットをしっかりと指に押し当てる
  • 採血する指を心臓より下の位置に持っていく
  • ブレない様に針を刺す指を固定する
  • 採血前に指を温める
  • 血液検査で採血する時のように、ゴムで止めたり他の指で採血する指に圧をかけた状態で針を刺す
  • 測定に十分な血液量が球状に確保できてから、センサーチップに付ける
  • 出てきた血液が流れたりせず球状になるように、必ず指が乾いた状態で検査をする

また、同じ指の同じ場所ばかりで採血していると皮膚が硬くなってしまうので、毎回違う指で検査したほうが良い。

私の場合、親指・人差し指は指紋認証がスムーズにできなくなる可能性があるからと、左右の中指・薬指・小指で検査するように指導された。私は右利きなので、左手の指であればそれぞれの指の左右側面から採血できるが、右手の指の場合は片面でしか上手く採血ができない。そのせいか、左手の指が傷だらけになっている。

この血糖自己測定をすること自体が苦痛な上に、食事の1時間後に測定しなければならないので、測定を忘れたり、場合によっては測定キットを持ち歩かなければいけなかったりと、時間の制約も加わるので不便なスケジュールは組めなくなった。

1時間後に測れなかった場合は気づいて直ぐに測るのではなく、2時間後に測るように言われているのだが、1時間後に測り忘れることがしょっちゅうで、2時間後に測ることが多い。今日も1時間後の測定を忘れたので、2時間後に測った。

出産までの数か月だから今だけだと割り切ってできるが、この測定に終わりが無かったら私には続けられないと思う。

妊娠糖尿病 正直に言って、めんどくさい

私は妊娠糖尿病だと診断された時、赤ちゃんに何かあったらどうしようといった不安より、面倒なことになったなという気持ちが強かった。

ネットで軽く調べてみると、ご丁寧に妊娠糖尿病のリスクを説明するものが沢山出てくるし、人によっては徹底した食事管理で悩んでいたり不安になっていたりといった情報もよく見かける。赤ちゃんの為にとか、とっても真面目に取り組んでいる人が多い印象を受けたので、食事管理と血糖値測定が面倒だし、食事指導とかウザいなあ…と思った自分との温度差を感じたのだった。

真面目な人からすれば、お腹の赤ちゃんに何かあったらどうするの!とか、面倒だとかよくそんなこと思えるねといったことを思われそうだし、はい!その通りです!!といった感じではあるけれど、私はすぐに疲れて嫌になってしまうから、そんな真面目には向き合えない。

赤ちゃんには悪影響が無い様に気を付けようと思っているし、食事には気を付けて血糖値測定もしっかり続けているが、やっぱりめんどくさい。そう感じるのは妊娠糖尿病を楽観視しすぎているのかな、そんなに心配して徹底的に取り組まないと危険なのか?と疑問にも思っていた。

…が、自分で調べてみて、母体とお腹の子へのリスクがあると言っても私が知りたい数値のデータが添えられていないことも多いし、漠然としていてどれだけの高確率なのかも分からない。妊娠糖尿病と診断される人は多いし、その中でそのリスクが実際自分の身に起こる可能性はかなり低いのではないか、と思ったのだった。

お腹の子を心配しながら毎回の数値に一喜一憂し、食べたいものも食べられない、飲みたいものも飲めないのは相当なストレスになる。妊娠糖尿病よりもストレスの方がマシだと言われても、私はそのストレスが嫌だ。

受け止め方は人それぞれだが、そこまで神経質に取り組まなくても大丈夫そうだし、やっぱりめんどくさい 笑

そんな中、幸いにも同じ考えを持った仲間を発見した…義姉である。

彼女は既に2人の子供がおり、1人目の時に私と同じく妊娠後期の検査で引っかかり妊娠糖尿病と診断されたそうだ。しかし2人目の時は初期の検査で問題なく(1人目で妊娠糖尿病になった場合、初期の検査は必須になる)、後期の検査には呼ばれなかったそうで、2人目の時は面倒な食事管理や血糖測定はしなかったようだ。

彼女もどうやら私と同じように感じ、程々に食事管理や血糖値測定に取り組んでいたらしい。

私が妊娠糖尿病になったと告げた時、「めっちゃめんどくさいよね~」と言った反応が返ってきて、仲間がいたとホッとした。2人で妊娠糖尿病がどれだけめんどくさいかを語った。

1人目で妊娠糖尿病になったら2人目もなる場合が多いのだろうけど、食事に気を付けて生活したり運が良ければ避けられるのかと、ちょっとした希望にもなった。…2人目は考えられないけど。

でも実験は楽しい

面倒な妊娠糖尿病の食事制限と血糖自己測定ではあるけれど、面白いこともある。

意外なもので血糖値が上がったり、大して上がらなかったりするので、予測しながら食べて結果を見るのが楽しい。今まで、こんなにマメに何かの測定をしたことはなかったので、食べたものが自分の体に及ぼす影響を数値で確認できるのは面白い。

どういった食事をどのようなタイミングで取ると、血糖値にどのくらい影響があるのかが分かるようになるので、自分の体を知ることができる。

ただ食事制限・食事指導を受けるだけでは、体への影響は目に見えないし何らかの変化を実感するには時間がかかる。毎回の測定は面倒ではあるけれど、数値として目に見える状態にするのは、結果を出すには最適な方法だとは思う。ダイエット中に体重計で現状を確認するのは必須であるのと同じだろう。

食事を変え、血糖値の測定をし始めてから、体重の増加が止まった。妊娠後期なのにこれでいいのかと少しは不安になるが、イギリスに来てから明らかに太ったので、その分の脂肪がエネルギーに変わっていると思えばいい。

このままの食事を維持すれば、産後は妊娠前より痩せるのではないかと期待している。