母からもらった着物を着る

母からもらった着物を着る

3年ほど前から、自分で着物を着られるようになって休日などは着物を着て楽しみたい、と思っていた。

思い立って直ぐ、母から着物を2着ほど譲ってもらったのだが、中々着る気になれず着付けの練習を始めることも出来なかった。

素敵な色合いだし私も気に入っている紬と、自分なら選ばないであろう色合い・柄ではあるが、それなりに良さも感じるのでぜひ着てみたいと思える小紋。

それなのになぜ、着る気になれなかったのか。

理由は単純で、「着たい!」と思える着物の組み合わせではなかったからである。

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母からもらった着物を着る気になれなかった理由

母からもらったのは、2着の着物とそれぞれに対応する帯、帯揚げ3つと帯締め2本である。

それでコーディネートすると、以下のようになる。

母の小紋コーディネート その1
母の小紋コーディネート その2
母の紬コーディネート その1
母の紬コーディネート その2

…なぜこうなった?

実物と写真の色合いで若干の違いはあるが、見ていただくと分かるように、帯揚げ・帯締めは蛍光色のようで派手である。

小紋の黄緑の帯に関しては、金糸・銀糸が入っているので明らかに普段着向けではないことは分かるが、普段着でなくても絶対に着る気がおきない色である。(お母さん、ごめん)

紬に合わせた帯は古典的な柄(唐子)であるし、紬の一部にも同じような朱色が含まれているので、帯の朱色は明るすぎて好みの色ではないが悪くはない。

私の好みではないが唐子の帯は一つは欲しいなと思っていたので、今のところは買う気が起きないこともあって、貰えてありがたかった。

とにかく言えることは、全体的に色合いが明るすぎる。

小さい子供であれば可愛く着れそうな色合いに感じるのは、私だけであろうか。

母が結婚前に自分で買った紬、結婚前に曾祖母に買ってもらった小紋なので、22・23歳ごろに買ったものだと思われるが、当時はこれでOKだったのか?

時代的なものなのか母の好みなのかは分からないが、私はこれを着ても気分は盛り上がらないし、出歩けない。

それぞれ色合い的には、悪くないとは思う。

でも着る気になれない。さて、どうしたものか。

どうすれば、母からもらった着物を着られるか

着物に限らず、その服を着た自分の姿を想像したとき、自分の姿が素敵だと思えるかどうかというのは、重要だ。

特に着物の場合は着るのに手間がかかるので、これがないと着る事さえしない。

母のコーディネートで着てみようと思っても、実際に「着る」までいかないのである。

申し訳ないが、母のコーディネートでこの着物を着ることは諦めざるおえない。

では、どうすれば母からもらった着物を生かすことができるだろうか?

まずは派手すぎる帯揚げ・帯締めを諦める

母のコーディネートの何が原因で、素敵に見えないのか?

…帯揚げ・帯締めのせいである。

写真なので色味は少し変わっているが、見ての通り派手である。

これから着物を楽しむために、他にも中古で着物と帯、使いやすそうな帯揚げと帯締めを購入したのだが、この派手な帯揚げと帯締めに関しては、どれにも合わせられない 笑

古くなった蛍光ピンクのような色の帯締めと、蛍光色の帯揚げ3つは、どう頑張っても使えなかった。

ただ、オレンジ色の帯締めだけは使える可能性はあるように感じるので、機会があれば使いたい。

結論。

母のコーディネートが素敵に見えないのは、明らかに派手な帯揚げのせいである。

大きな原因は帯揚げなのだが、帯揚げに合わせている帯締めも原因の一つであろう。

母からもらった着物を着るには、少なくとも帯揚げ・帯締めを自分好みに変える必要がある。

まずはそこからだ。

黄緑色の帯も諦める

小紋に合わせている黄緑色の帯。

水色の紬と朱色の帯の組み合わせのように、まだ私の許容範囲の色の組み合わせであれば使おうと思えた。

しかし、この小紋と黄緑色の帯の組み合わせは私好みの色合いでない上に、私に似合わない色合いである。

まだ小紋は着る気が起きるが、この黄緑色の帯は全く着る気になれない。

いくら帯揚げ・帯締めを変えても、この小紋にこの帯を合わせている限り、私が着る気を起こすコーディネートにはならなかった。

ここまで考えて、もうこの黄緑色の帯を使うのは、諦めることにした。

それ以外に、私がこの小紋を着られる方法がない。

以上のことから、母からもらった着物を着るには、小紋であれば帯と小物の変更、紬であれば少なくとも帯揚げ・帯締めの変更が必須である。

母の為に一応付け加えておくが、母からもらった紬に合わせて作られた長襦袢はお洒落である。

この長襦袢は気に入っている

水色の紬のコーディネート、帯揚げ・帯締めを変更してみた

小紋に関しては、母からもらったコーディネートの原型をほぼ留めておけないので諦めるが、紬に関しては何とかなりそうだ。

帯揚げ・帯締めを自分好みに変更したら、こうなった。

脇腹から唐子がチラ見え。帯揚げの紺をもう少し見せたくてグルグル巻きにしてみたら、微妙になった 笑。余計なことはするもんじゃない。

帯揚げを白~紺のグラデーションに、白ベースに赤・青のポイントでトリコロール配色の帯締めを合わせた。これならいくらかは私好みになる。

因みにこの帯揚げ・帯締めは使い勝手が良く、何にでも合う組み合わせで便利だ。

まだ暑かったので、合わせて作られた長襦袢は使用しなかった。直ぐに汚れたら嫌だなと思ったので。

とりあえず3年以上かかってやっと、母からもらった着物が着れた瞬間である。

母からもらった小紋と紬に、自分好みの帯と小物を合わせる

まずはそれぞれの着物に、自分好みの帯を合わせてみよう。

まずは小紋。

頑張って母のオレンジ帯締めを使ったが、他の帯締めの方が合いそうだった。

イギリスへ行った後に、ちょっと華やかな場でも着られるようにと、少し金糸の入った紺の帯を買って合わせてみた。

肉眼ではいくらかは落ち着いて見えたが、写真で見ると派手で驚きである。なんか色が違う!

次は紬…写真撮り忘れたので、また今度。

着物1着に帯3枚というらしいし、母からもらった着物に合わせて、これから楽しんでいこうと思う。

因みに追加した帯や小物は、ほとんど中古で安く手に入れた。まだ何が自分好みなのかも分からないし、どんなものが使い勝手が良いのかも分からないから、最初は中古のもので研究することにした。これなら失敗しても痛くない。

母からもらった着物と帯は、これから他の着物を追加したときに合わせられないか考えていきたい。

ここからがスタートだ。

母からもらった着物で他の帯でコーディネートはこちら。