英語学習にお勧めの海外ドラマ

英語学習にお勧めの海外ドラマ

先日、「日本にいながら独学で英語を習得した方法」で触れたが、英語習得のために海外ドラマを日本語字幕なし、または英語字幕で観ていた。

日常生活で使える英語だけでなく、ドラマの舞台になっているアメリカ(一部はイギリス)の文化や考え方も学べるので、英語学習に海外ドラマを利用するのはお勧めである。

ありがたいことに、今はネットでいろんな海外ドラマが手軽に、しかも安価で視聴することができる。

The Walking DeadやGame of Thrones、The Mentalistなど、面白い海外ドラマはたくさんあるが、英語習得の為となると向き不向きがある。

会話の少ない戦闘シーンが多かったり、法廷でのやり取りや医療現場での会話などの専門用語が多かったりすると、ハラハラドキドキしたり奥深いストーリーを楽しむのには向いているが、あまり会話が無かったり今の英語力では理解するのが難しかったりと、日常会話には遠いであろう。

その為、英語学習として観るのであれば、やはり日常会話で構成されているドラマを利用するのが最適であると思う。

次からは、私が英語学習にお勧めする海外ドラマを紹介していく。

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基本的にお勧めするのはコメディー

これぞ日常会話。海外ドラマで英語学習の王道ともいえる「FRIENDS」

大人気、超有名なテレビドラマ。

1話約20分でドラマとしては少し短めではあるが、むしろそれが丁度よかったりする。シーズン1~10まであるので、見ごたえは充分だ。

海外ドラマで英語学習といえばこれと言っていいほど適している理由は、男女6人の日常生活を描いているので、日常会話の学習にもってこいだということと、面白いから飽きずにみられるということであろう。

英語学習において、飽きずに見続けられるというのは、英語学習の継続のし易さといった面でも重要なポイントである。

仕事や恋愛、それ以外の人間関係やちょっとしたトラブルなど、こういうときってこう言えばいいのかと、参考になる言い回しも多い。

6人の主要キャラクター以外でも、たびたび登場する濃いキャラクターがいて、彼らも大いに楽しませてくれる。

ちなみに私が好きな主要キャラクターは「チャンドラー」。彼の名前が、最初は何度聞いても「チェンダー」に聞こえて、どこがチャンドラーなんだと思いつつ見続けていたら、ちゃんと「Chandler」に聞こえた時の感動は忘れられない。

また、このFRIENDSは有名なだけあって、多くの人が見たことがあるテレビドラマだ。イギリスでも有名らしく、夫も何度か観たようでよく知っていた。

英語話者との会話にも使える可能性が高いし、英語学習者なら大体は知っているのでそういった面でも一度はチェックしておくといいかもしれない。

面白さも日常会話を学べるということも、英語学習に適してはいるが若干時代が古い感じは否めず、臨場感は感じにくいので、次は今の時代に合ったコメディードラマを紹介する。

FRIENDSはちょっと…という方にはThe Big Bang Theoryがお勧め

これも大人気で超有名。

FRIENDSと同じく、1話約20分のコメディードラマである。

シーズン1~12まであるが、私が今のところ日本で観られたのはシーズン9までであった。早く続きが見たい。

4人の頭脳明晰で変わり者のオタクと美女がメインのキャストで始まるが、追加で加わっていくオタクたちの彼女も、なかなかの変わり者で非常に面白い。

もちろんメインのキャスト以外のキャラクターも魅力的であり、FRIENDSよりも変わり者が多いかもしれない。

FRIENDSも面白いが、それよりも時代背景が今現在なので臨場感も高く感じられるであろう。笑いももちろん今っぽいので、より楽しめるかもしれない。

FRIENDSではメインキャストは綺麗なアメリカ英語を話しているが、このThe Big Bang Theoryでは4人のオタクのうち一人はインド出身であるため、インドなまりの英語も聞けるし、アメリカ以外の国出身の俳優も度々登場するので、いろんな英語を聞くことができる。

因みに、私の好きなキャラクターはエイミー。強烈な個性を持った女性なので、言っていることも変わっていて面白いため、彼女の言っていることの意味が分かったときはすごく嬉しくなる。

オタク4人のうち3人が物理学者、一人が物理学のエンジニアという設定の為、時々全く分からない単語が多々登場することもあり、面白いが日常会話を学ぶという面ではやはりFRIENDSが勝ると思っている。

このドラマも人気で有名なので、イギリスで頻繁に放送されている。英語話者との会話のネタにも使えそうである。

その他のお勧めをちょっと紹介

私が好きな歴史、SF、ファンタジーの要素が盛りだくさんのアドベンチャー・アクションドラマ「librarians(ライブラリアンズ)」

図書館の司書が世界を救うお話で、魔法が現実に存在するという設定。

メインの5人の中で歴史の天才・数学の天才・盗みの天才が出てくることもあり、よく分からない単語も頻出するが、ちょこちょこコメディーの要素もあり、面白い。

何よりもこの設定からして私が好きなのと、日常会話の英語学習として使えなくもないと思っているのでお勧めする 笑

大ヒットした心理サスペンスドラマ「The Mentalist」

20分のコメディドラマではないのに、私がシーズン7まで飽きずに見られた貴重な作品。

いくら面白いと評判の作品でも、シーズン4~5ぐらいを超えてくるとつまらないと感じ、観るのを止めてしまうことが多いのだが、The Mentalistは別だった。

ずば抜けた観察力・洞察力・推理力を持ち、人の心を良いように弄ぶ感じの主人公がクセになる。

彼とチームを組むメンバーも魅力的だし、サスペンスドラマだけあって主人公の敵である殺人鬼のレッドジョンは誰なのかを予想するのも面白い。

英語学習向けの作品では物足りなくなってきたときに観始めたが、会話が多く法律系や医療系のものと違って難しい会話も少ないので、英語学習にも使えると判断し紹介した。

おまけにもう一つ、私の一押しは「Dharma & Greg」

これは私が高校生の時にNHKで深夜放送されていた、とても懐かしい作品。

ヒッピーの両親を持つダーマと、上流階級生まれのグレッグが、出会って1日で恋に落ち結婚までしてしまう、というところから話は始まる。

主人公の二人もそうだが、個性的な両家の両親とのやり取りは、突っ込みどころ満載で面白い。

中でもちょっとおバカだけど愛嬌のある、ダーマのお父さんが好き。大麻の栽培とかしていて自由すぎるが、彼を温かく受け入れるダーマとダーマのお母さんの心の広さと自由さも素敵である。

FRIENDSやThe Big Bang Theoryと同じように、日常会話の英語学習にもってこいの1話約20分のショートコメディ。

面白さの質でいえば、ほぼ同時代であったFRIENDSよりも好きかもしれない。

残念なことに、こちらの作品はネットの動画視聴サイトでは取り扱いがほとんどないので、見たければDVDの視聴になる可能性が高いが、興味のある方はぜひ英語学習に使っていただきたい。

イギリス英語がききたいなら

イギリス人の夫と付き合うことになったとき、彼の英語がなかなか聞き取れず、イギリス英語に慣れるためにイギリスのドラマを探した。

アメリカのドラマは沢山あるので、アメリカ英語には困らないが、イギリス英語の日常会話となると意外と少ないので困った。

そんな中でも、比較的日常会話の学習に向いていて面白い作品といえばコレかなあ…というものを紹介しておく。

まずは「SHERLOCK」

題名の通り、シャーロックホームズが題材のテレビドラマである。

1シーズンにつき3話ずつなのでボリュームはないように感じるが、1話が長め(何分か忘れた 笑)なので、見ごたえはある。現在はシーズン4まででている。

huluでも一時期しか扱いがなかったので、最初に紹介したFRIENDSやThe Big Bang Theoryのようにいつでも見られる作品ではないかもしれないが、面白いのでお勧めする。(今なら Netflix で観られる)

前に紹介したものほど日常会話の学習に向いている感じではないが、他のこってりしたミステリー作品よりは日常会話が多いように思う。

キャストも魅力的で面白いし、イギリス英語でもいろんな訛りがあることを発見できる。

シャーロックホームズが題材ではあるが、時代設定は現代なので、現代の日常という背景の中で物語が進んでいく為、臨場感を感じやすいかもしれない。

もう一つおススメなのは「HUMANS」

これもがっつり日常会話という感じではないけれど、そこまで専門的な会話ばかりでもないので、日常会話の英語学習にもある程度は適していると思う。

何よりもテーマが面白い。

進化したテクノロジーで生み出された高性能なロボット(「シンス」と呼ばれている)と人間をめぐるドラマである。

いろいろと考えさせられる面もあるかなと思いつつ、英語学習ができる。

今ならhuluで見放題なので、こちらもイギリス英語を学びたいのであればお勧めだ。

最後に

英語学習の為には、基本的には字幕なし、もしくは英語字幕での視聴をお勧めするので、 Netflix 、huluやDVDでの視聴が望ましいと考えている。

amazonプライムなどでも安価な料金で視聴はできるが、字幕なし・英語字幕での視聴ができない為、英語学習にはお勧めできない。

海外ドラマを利用した学習法を解説しているサイトはたくさんあり、そのほとんどで一度は日本語で内容を確認してから英語で観ることを勧めているが、私は日本語一切なしで分からない時でも分からないまま視聴した。

その理由は、映像から言っていることを予想できるし、繰り返し見ているうちに理解できてくることも多く、分からなかったところの意味が分かったときの楽しさも味わえるからだ。

また、日本語に翻訳される際に、日本人向けに表現やニュアンスが変えられていることも多いので、それだと英語本来の面白みがなくなってしまう。

分からないままじゃ分からないままだと思うかもしれないが、いろんなドラマを観たり本を読んだり、いろんな人と触れ合ったりするうちに、英語力が向上したからであろうが、気が付いたら理解できるようになっていた。

ストーリーは分かっていても、英語ならではの細かい笑いまで拾いきれていないことは多い。

半年ぶりにみたドラマで、ここはこういう意味だったのか!だからこういった言い回しをしたのか!と閃く瞬間がとても楽しい。

日本語でも、自分が成長したら理解できることというのは多くあるが、それと一緒だと思っている。小学生の時に観て分からなかったことが、高校生になってみたら分かる、大人になってみたら更に深く理解するということもある。

また、海外ドラマだけで英語習得ができるかと言ったら、求めるレベルにもよるが難しいと考えている。

確かに海外ドラマでの英語学習法は効果が高いが、やはり英語を「使う」ことを考えると、スピーキング、ライティングのアウトプットも必要である。

実際に使うのと、知っているのでは勝手が違うので、せっかく海外ドラマで英語力を上げたのであれば、ネットを利用するのであればTwitterで英語で呟いて英語話者とやり取りしてみたり、オンライン英会話などを利用して話してみることをお勧めする。

私もまだ英語学習を続けている。

語学学習に終わりはないので、これからも英語学習と海外ドラマの視聴を楽しみたいと思う。