美容師の仕事は結局髪を傷めてしまう

美容師の仕事とは、何でしょうか?

美容師法のお堅い言葉でいうと、「パーマネントウェーブ・結髪・化粧などの方法により容姿を美しくすること」。つまり、美容師の仕事は、美容師が得た美容の知識・技術でお客さんに綺麗になってもらう為にする仕事です。

美容院で美容師がブロー・スタイリングで髪を整えて、髪を美しく見せるのは当然のことですが、できれば普段から美しくしていたいですよね。

私の個人的な意見ですが、美容師をしていて感じることは、人の美しさというものはその人本来の素材を生かしたものが、一番しっくりきて美しいと考えています。

美しく見えるのは、美しい髪があればこそだと思うのです。

今の時代、ヘアカラーなどで髪の色を変えてお洒落を楽しむ事が簡単にできますし、パーマをかけてヘアスタイルを変化させる方も多いです。

もちろん、自分に似合うカラーやパーマをすることでもっと自分を魅力的に見せることも出来るでしょう。…ですが、必要以上に髪にダメージを与えれば髪は当然傷み、結果的に美しくは見えなくなります。

お洒落をするのって楽しいですし、自分を魅力的に見せたいからでもありますよね。綺麗に見せたいからお洒落をするんですよね?

綺麗に見せたいのに、カラー・パーマを繰り返し、毎日ヘアアイロン・コテで熱を当てていては髪は綺麗になるどころか、ダメージによりパサついたり艶が無くなって見た目も悪くなり、どんどん扱いにくくなっていきます。

そして美容師は、お客さんが求める物を提供しなければいけない。

カットだけでなく、髪を傷ませてしまうカラーやパーマもするのが、美容師の仕事ですから。結局一時的には綺麗にできても、度が過ぎれば、髪を傷ませることを続けていけば、どんどん美しさからはかけ離れていきます。

もちろん、お客さんを綺麗にするのが美容師の仕事ですが、場合によってはお客さんの髪を傷ませることも美容師の仕事。

それを分かったうえで仕事をしている美容師はどれだけいるでしょうか?

髪への負担も理解して、カラーやパーマをするお客さんがどれだけいるでしょうか?

カラーやパーマなどをしてもらった方が、トリートメントも勧められるし美容師側の利益になります。仕事ですから利益を求めるのも当たり前ですし、当然利益は出さなければその分お金が得られませんから、薬や熱を使った施術が必要ないとは全く思っていません。

考え方によっては、お客さんを美しくすることだけでなく、お客さんの髪を傷ませるのも美容師の仕事です。

傷んだ髪は回復しない( 髪のダメージについてトリートメントについて )ので、最終的には切るしかないのです。

だから、カラー・パーマ・縮毛矯正などの薬や熱を使った施術が、どれだけ髪や頭皮にダメージを与えるか、やり続けることの危険性も知識として持っておいた方が良いと考えています。

本当に美しくになりたいなら、出来る限り薬や熱を使った施術はしないに限ります。

やるとしても、正しい知識を持ち髪への負担がなるべくかからないような「選択」をしていくことが必要だと思います