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ようやくイギリスへ移住

ようやくイギリスへ移住

日本で大きな台風が過ぎ去った後、落ち着かない中、先日やっとイギリスへ移住した。

配偶者ビザ取得後、初のイギリス入国

5月から入国カードを記入する必要がなくなり、日本のパスポート所持者は電子ゲートをつかえるようになったので、今までのような審査官と直接会話する入国審査はなしで入国できるようになっている。

しかし、配偶者ビザを取得して初めて入国する時は、審査官からスタンプをもらう必要がある。

それがないとその後の手続き(たぶんBRPカードの受け取り)がスムーズにいかない可能性があるようだ。電子ゲートを通った後にそのような注意書きが書かれていた。

電子ゲート利用の場合はパスポートへのスタンプはもらえないので、電子ゲートではない審査官の方へ並ぼうとしたのだが、そこにいたスタッフに「日本人はこっち」と電子ゲートへ行くように促された。

「このビザがあるんだけど、こっちでいいの?」と聞いたが、よく見もしないで電子ゲートに行けと言われたので、納得はいかないけれど仕方なく電子ゲートを利用した。

そこで、先ほど触れた注意書きを発見。やっぱり電子ゲートじゃダメじゃん、あの野郎。話聞けよ、と長時間移動に疲れているせいか着いて早々にイラっとする 笑

審査官に間違えた旨を伝えスタンプをもらうようにと書かれているが、電子ゲート通過後にどこで審査官と話せるのか分からなかったので、審査官の側でうろついていたスーツ姿の男性に話しかけた。…間違えちゃった、と 笑

入国審査とは関係ない人のようであったが、運よくその男性がすぐそばの審査官に伝えてくれたおかげで、その場でスタンプをもらうことができた。審査官もいい人で助かったが、着いて早々ヒヤヒヤした。

因みに初めてヒースロー空港ではなく、ガドウィック空港を利用したのだが、混雑することもなくスムーズに入国できた。いいな、ガドウィック空港。

こうして無事に入国できたのだが、次にやらなければいけない事はBRPカードの受け取りである。

早く済ませてしまおうと、着いた当日にBRPカードを指定された最寄りのpost officeへ取りに行った。

受け取りにはパスポートとビザ取得時に送られてきた書類を持参する必要がある。その他に電話番号も聞かれたのだが、まだ着いたばかりでSIMカードも用意できていない。

当然、私は自分の電話番号を持っていなかったのだが、夫が一緒に来てくれていたおかげで夫の電話番号を伝えて受け取ることができた。

母国の日本ではないということに、これからもっと不便に感じることや、自力で対処できないもどかしさを感じるのだろうなと思った。

とりあえず、英語力の向上は喫緊の課題であろう。

ついて数日。既に「暇だ」とか「何かしたい」という思いが出てきたのだが、直ぐに働けるとは思えない。

さて、どうするかな。

おまけ イギリスへ移住、荷物はどうしたか

イギリスへ移住する際に自分の荷物はどうするか、ということには結構悩んだ。

イギリスへ移住する当日は、愛用のスーツケース2つ(45リットルと63リットル)を無料で預け入れて行くつもりだったので、それ以外は段ボールに詰めて送ることになる。

無料で23㎏までの荷物を2つ預け入れられる航空会社は限られているので、事前に調べてどのチケットを買うかは決めていた。

日本からイギリスまで行くのにチケット代が安く、2つのスーツケースを無料で預けられ、経由地が離れすぎておらず20時間以内にイギリスへ行けるところといえば、中国経由かトルコ経由である。

旅行に行くときも荷物は少ないほうなので、大きいスーツケースは必要ないから持っていない。大きいスーツケースにしても、エコノミークラスで設定されている重量を簡単にオーバーするので面倒だろう。

郵送は無事に届くか不安でもあるし、私物でも下手をするとイギリスで荷物を受け取る際に、付加価値税を支払わなければならないかもしれないことを考えると、出来れば少なく済ませたい。

そういった考えから、日本で入籍する時やフォトウエディングの為に夫が日本へ来てくれた際、夫が帰るときに私の荷物を少しづつ持って行ってもらっていた。自分がイギリスへ行くときも、持っていけるものは持っていった。

当初の予定通りであれば、中型のスーツケース2つだけで移住も可能だっただろう。

しかし想定外なことが重なり、ビザの結果待ちが長引いたせいで着物にハマってしまい、どうしても着物を持っていきたくなってしまった。

直ぐには必要ない夏物の服などをまとめた段ボールを、1つだけ送ろう。…から始まり、やっぱりこれも持っていきたい、受け取れる時期がもう少し早いSAL便でも送りたい…と色々悩むことになった。

結局、段ボール箱を船便で2つ、SAL便で1つ送った。

特に日本の歯ブラシは絶対に必要なので、大量に送っている。

後は無事につくことと、付加価値税が請求されないことを祈るのみである。