イギリスではまつエクではなく、ネイルが人気なのか?

イギリスではまつエクではなく、ネイルが人気なのか?

私は日本に住んでいた時、アイリストとしてまつげエクステを装着する仕事をしていた。

イギリスに来てから、私の住む町では美容室とネイルサロン、その他の美容施術が受けられるビューティーサロン的なものは多く見かけたが、まつげエクステの専門サロンは見かけていない。

電車もバスもそこそこ充実しているし、町の中のお店の感じやその数などを考えても、そこまで小さな町ではないと思うのだが、まつげエクステ専門のサロンはないようである。

ロンドンとかにはありそうだが、そういった大きな都市ではない限りまつげエクステ専門のサロンはないのかもしれない。

ただ、私の住む町のネイルサロンやその他のビューティーサロンで、メニューの一つとしてまつげエクステは取り扱いがあるようだった。正確には覚えていないが、金額は日本の1.5~2倍くらいだった気がする。

恐らく他の町でもそういった感じで、まつげエクステの施術を受けようと思えば受けられるのだろう。

技術は日本の専門店の方が上だとは思うが、どんなものなのか見ていたい。まつげエクステのアレルギーが無ければ、挑戦したんだけどなあ…残念だ。

仕上がりを予想すると、恐らくかなりゴージャスな感じになると思う。

理由としては、 今までの日常生活でイギリスでまつげエクステを付けている人は一人も見かけず、唯一見かけたのはヒースロー空港の職員さんで、「まつエク付けました感」ガッツリのゴージャスまつ毛であった。

イギリスではまつげエクステを付けるとなると、ああいったゴージャス感を出すものなのかもしれない。

メイクにしても、基本的にはスッピンの状態かちゃんとメイクしてゴージャスにするか、という感じがする。日本のような「メイクするならナチュラルメイク」ではない。

日本では、常にある程度は綺麗にしていなくちゃという感じがするが、ここではメイクのオンとオフが日本よりはっきりしている気がする。

日常生活ではまつげエクステを付けている人を見かけないし、日本のようにナチュラルにまつげエクステを付ける感じはなさそうだ。


だた、ネイルサロンは多く見かけるような気がする。

実際に、何らかのネイルをしている人は多く、ネイルに関しては日本よりも手入れをしている人が多い。

日本でのネイルアートほど「やった感」は出ていないが、自分で出来るネイルアートくらいの簡単なものが施されている指先をよく見かけるのだ。

ネイルサロンに通っている人だけでなく、恐らくネイルサロンには通っていないであろう人も、年齢問わずにネイルを楽しんでいる。

イギリスで現地の人を相手に美容系の仕事をするなら、ネイルができた方が良さそうだ。英語が話せて日本で培った技術があるならば、イギリスで稼げるだろうと思う。

私はネイルはできないし、まつげエクステのアレルギーが酷くなってしまったし、美容師の仕事も離れてから数年が経つので仕事にするのは難しい。

もう美容の仕事はしないだろうと思う。

それなら施術を受けにネイルサロンにでも行ってみるか?とは、残念ながら私はならない。

爪の呼吸が出来ていない感じが嫌なのと、まだ私の手指はまつげエクステのアレルギーによる手荒れが完治していない。

ここイギリスで、慣れ親しんだまつげエクステだけでなく、ネイルサロンのお世話になることもなさそうだ。

でも、ここでいつか何らかの美容施術を受けてみたいなあ。