シャンプーについて

シャンプーについて

28/04/2020

※この記事は、私が2012年から運営し2020年に閉鎖したホームページから移転した記事です。体験談などには古い情報が含まれますのでご注意ください。詳細は→「美容の知識・技術」カテゴリーについてをご確認ください。

まずは、基本的なシャンプーをする目的から書いていきます。

シャンプーは頭皮・髪についた汚れ(皮脂、フケ、ホコリ、スタイリング剤など)を落とし、頭皮・髪を清潔に美しくするために使います。また、髪というより頭皮をメインに洗っていただきたいです。髪の健康は頭皮の健康から、です。

「~系シャンプーだから良い」とか「~シャンプーだから悪い」と聞くことがありますが、それぞれ特徴が違うので何が良いかは人それぞれ。シャンプーには汚れを洗浄をするための成分のほかに、泡立ち・泡質をよくする成分や、使ったときや仕上がりの時のしっとり感・さらさら感等を与える成分など、いろいろな成分が配合されています。

シャンプーの特徴はいろいろな成分の組み合わせで決まってくるので、今の自分に合ったものを使いましょう。体質によってどの成分にアレルギー反応が出てしまうのか、どの程度の洗浄力が必要なのかは個人差があります。今まで使っていたシャンプーが体調の変化や加齢、髪のダメージ具合などで合わなくなってくることもあるので、もし頭皮や髪の状態がしっくりこなくなってきたらシャンプーを変えることを検討してみましょう。

また、もし定期的にパーマやヘアカラーをするのであればシリコンフリーのシャンプーがお勧めです。その理由は、シリコンにしろ何にしろ髪に必要以上の膜を張り付けるとその時は綺麗な髪だと感じるかもしれませんが、長い目で見た場合に膜をくっ付け続けると薬を使った施術(特にパーマ)で思ったように薬が効かなかったりと、場合によっては失敗につながったりする為、結局髪を傷めてしまう可能性が高いなと仕事をしていて感じたからです。

繰り返しになりますがシャンプーの一番の目的は汚れを落とすことなので、余計なものを髪にくっ付けるためにするわけではありません。髪を綺麗に見せる、手触りをよくするのはトリートメントに任せてしまいましょう。

頭皮・髪にはアミノ酸系のシャンプーが一番いいと良く聞きますが、それぞれに特徴があってどれがいいかは自分次第。私はアトピー体質で敏感肌なので、石鹸シャンプーかアミノ酸系のシャンプーを使うようにしています。因みに「余計なものは要らない」の究極はお湯だけで済ます湯シャンなので、2度ほど挑戦しましたが、臭いやべたつきがありそうで気になるし洗った気がしなくて不快だったので、残念ながら私には無理でした。

シャンプーを選ぶ際に気を付けることは、以下の4点です。
1、適度な洗浄力
2、キメの細かい、豊かな泡立ち
3、髪を洗っているときに髪がつらない
4、頭皮、髪などに刺激がない

自分に合ったシャンプーを選びましょう。