今日は綿の生地でできた吸水ショーツの素晴らしさについて語りたい。
私は去年の夏から、普通のパンツかサニタリーショーツ(化学繊維の生地)にナプキンを付ける、というスタイルでは蒸れて痒みがでたり肌が荒れたりしてしまうようになったため、このやり方で生理期間を過ごすのが難しくなってしまった。
そこで、綿のパンツもしくは2年ほど前に購入したけれど分厚くて使っていなかった綿の吸水ショーツにナプキンというスタイルで過ごすようにしたところ、蒸れが改善されて痒みも出なかったので、そのスタイルで過ごすようになった。そして2~3カ月使ってみて気が付く。
…吸水ショーツって、そもそもナプキンとかを使わなくて済むようにする為にあるものだよね?と。なんでナプキンと併用していたんだっけ?
少し調べて思い出したのは、吸水ショーツの吸水量と生地の問題である。吸水量が多いショーツは金額が高い上に化学繊維で作られているものが多かったので、試しに使ってみようという気が起こらなかったのだ。そこで、綿製で価格も良心的な吸水ショーツ(吸水量が多くはないので、出血の多い日はナプキンなどと併用してくださいというやつ)を試しに買ったのだった。
購入直後に試しに使ってみて思ったのは、吸水量の問題で結局ナプキンと併用すること、分厚いショーツだから履き心地に違和感がある、長時間出血したものが付いたままの下着を付けるのは衛生面が気になる、分厚いから乾くのに時間がかかるし結局は手洗いしないといけないのが面倒、ということである。
こんな感じだったので、数回使っただけでタンスの肥やしになったのだった。蒸れて肌荒れするようになったので、綿だしまた使ってみるかと再度使い始めて、気が付く。タンポンとかと併用すればいいんだ!…と。
いや、みんな気が付くよね、何を今さらって感じなのだが 笑
因みに月経カップは持っているのだけれど、使用感と使い勝手の面であまり好きじゃないので、私の選択肢からは除外している。タンポンはOKだけれど連続使用できないし、漏れるかもしれないと思うと気になって結局ナプキンと併用することが多く、それならナプキンだけでよくね?と、今まで出番は少なかった。
しかし、タンポンを使用しつつ吸水ショーツを履いていれば漏れても心配ないし、タンポンを抜いてそのまま何もつけずに過ごしても大丈夫ってことで、相性が良い。吸水量が少ないショーツでも、多い日は1日は持たないというだけで、出血量にもよるけれど半日や数時間なら吸水ショーツで過ごせるはず。
それなら吸水ショーツに夜はナプキン、朝から昼すぎはタンポン、その先は吸水ショーツのみにすればいいじゃん!と試したところ、快適すぎてもう吸水ショーツ無しでは生理期間を過ごせないと思うほどになった。最後の数時間だけ吸水ショーツのみの状態なら、私は衛生面も気にならない。
分厚くて乾きにくいので洗い替えの枚数はある程度必要になるし、手洗いする負担はあるけれど、この使い方だと吸水ショーツに大量の経血が付いている状態じゃないせいか、手洗いもあっさり終わるので、めんどくさがりな私でもこの程度なら続けられる。
因みにユニクロの吸水ショーツも気になっていたのだが、化学繊維でできているので肌への負担だけでなく、臭いも気になる気がするので買わなかった。基本的にユニクロの製品は好きなのだが、そういえば綿の製品が最近減っている気がするので何とかしてほしい。あ、話がそれた。
…ということで、私が使っている吸水ショーツはAmazonで買える綿の安いやつである。試しに使ってみるには、もってこいである。INNERSYの吸水ショーツの素材は綿で、形や色・サイズも豊富で価格も安いのでお勧めである。
1年ちょっと使ってみて、綿95%にスパンデックス5%の素材なので少し色は褪せてくたびれてきた感はあるけれど、まだ履ける。日本の方が安く買えるのは羨ましい。
4月に妊娠して5月に子宮内容物除去手術を受けた時期にも、長い期間出血が続いていたせいかナプキンを使い続けることができなくなってしまった。妊娠した状態でタンポンはさすがに使えないし困りはしたのだが、ワンサイズ大きい吸水ショーツにおりものシートもしくは吸水ショーツのみで何とか切り抜けることができたのである。追加で購入して大活躍だった。
吸水ショーツのみでの使用は正直に言って難しいけれど、タンポンとの併用はマジでお勧めである。
以上、吸水ショーツの素晴らしさについて語りたくなった、の回でした。