先日、イギリスの配偶者ビザを申請してきました。
イギリスのビザ申請は高額であり、審査も厳しいことは調べて知っていたので、数か月かけて必要書類を調べ・集めて提出しましたが、それでも申請が通るかは分かりません。
要求される提出書類や申請方法など、大きなことから小さなことまで変更が多く、調べても明確な情報は得られにくいのが現状でした。
正規のウェブサイトを確認しても、証明するべき項目とそれを証明するに値する資料の例は記載されていますが、何が必要なのかは自分で判断する必要があります。
既にイギリス配偶者ビザの申請をした方のブログなどを参考にはさせていただきましたが、自分の置かれている状況も違えば、申請のルールや提出を要求される書類などもその時によって若干違うので、自分も同じような書類を用意したとしても申請が通るかは分かりません。
何より悔しかったのは、そもそも証明するのにどの書類であれば効果的なのかという判断を、自分でできなかったことです。
日本の書類であれば、何が正式でオリジナルと認められ、それを証明するに値するのかは少し調べればわかりますが、イギリスのこととなるとそうもいかない。
母国語でないことの不利と、母国の社会の常識やルールではないことの不利。
知らないことは認識できないので、自分に何が足りないのかさえ分からないことのストレスは計り知れません。
これはビザ申請だけでなく、生きていく上で自分の生活する社会のルールを知らない、そのルールを確認する言語が理解できないというのは相当な不利になります。
今回のイギリス配偶者ビザの申請で、それを痛感しました。
知らなかったから、というだけで不利な状況に追い込まれるのはもう嫌だったから、社会人になってから常に学び続けてきました。
ビザの申請が通るかは分かりませんが、イギリスへ行き、何もかもが新しい環境へ行くとなると今以上に弱者の立場になります。
そうなれば、また0からのスタートです。
分かっていたつもりでも、たぶんまだ実感が足りていなかったようです。
夫に頼ればいいという考え方もあるかもしれませんが、彼に頼って上手くいかなかったら彼を恨んでしまうかもしれないので、基本的に自分にかかわる決定は自分でしたいと考えています。
その決定にかかわることも、成功率を上げるためには最善を尽くす必要があり、それには自分で調べて動いていくしかない。
それができないのであれば、専門家を雇って効率的にこなしていくのがいいのでしょう。
そこまでの金銭的な余裕がないので自力でやるしかないのに、日本語ではないこともあって上手くいかない、この状況がとてもストレスです。
自分にもっと力をつける必要なあります。英語力だけではなく。
多くの時間と手間と約50万かけて申請したものが却下されたら、精神的につらいものがありますが、 ビザ申請に関してはもう何もできることはないので待つしかないです。
念のため申請が通らなかったときのことも考えておいた方がいいかなとは思っていますが、何かもう疲れてしまいました 笑
…ちょっと休もう。