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着物って、やっぱり美しい!!!着たい!

着物って、やっぱり美しい!!!着たい!

妊娠してから、つわりの影響もあって着物を楽しめる時間は全くなかった。

最近になってようやく「何かしよう」という気分になってきたので、久しぶりに着物を干してお手入れしたのだが、着物の美しさにうっとり。

絹の光沢感と、既製品の洋服では味わえない色・柄…。見る角度によって浮き出る和柄、日が当たるとキラキラする着物を見ると、コロナでも関係ない!と着て出かけたくなるが、今は観賞するだけ。こんなに美しいものが中古で格安で手に入ってしまうのだから、世界は狂っていると何度思った事か。

それより家の掃除しないと、と思いつつ着物の美しさを堪能。景色でも建物でも何でも、美しいものが好きな私にとって、美しいものに触れることは最高の癒しである。

ああ、着物を着たい。妊娠中でも着れるのだから着たいけれど、残念ながら私の体はまだ服の締め付けを一切受け付けず、今着たら…というか着ている最中に気持ち悪くなってしまう気がする。妊娠中に着物を楽しめるかは分からないし、子どもを産んだら着物を着て楽しむ余裕は無くなってしまうかもしれないと考えると、少し寂しくなる。

汚れてもいい!と覚悟を決めて着ればいいのだろうが、なんせイギリスに住んでいるものだから簡単に着物が手に入りメンテナンスができる環境ではないので、絹の着物を着る勇気は出ないだろう。安く手に入れたのだからいいじゃん、また買えばいいじゃん、とはならない。

手に入れた価格なんて関係なしに、気に入っている着物だから大事に着たいのだ。

前みたいに毎日のように着物を着て楽しめればいいが、これからはそうもいかない。定期的にお手入れする必要があるので、着なくても風通しはするし、着る機会が無くても目で見て触れて楽しむことはできると言い聞かせている。

着れないからと言って、ただ保存するだけというのも楽しみが減って嫌なのだ。せっかく干しておくのなら、いっそのこと飾ってあるように見える方法でお手入れすれば、それなりに楽しめるのではないかと思いディスプレイ方法を探る予定だが、夫や子供が触れやすい場所に干すのは危険な気がしているので、結構難しいかもしれない。

毎日のように着物を着ていたから結構すんなり着られるようになっていたけれど、着ない間に感覚も鈍っているんだろうなあ…。こうやって着物からどんどん離れてしまうのは寂しいから、上手く楽しめるように何か思いつくことを願って待とう。