インドの変異株が広がる懸念がある中、イギリスのロックダウンが緩和された 

今日からイギリスのロックダウンの条件が緩和された。

ハグなどのスキンシップも出来るようになり、集まれる人数も増え、パブでは店内の飲食も解禁、国が指定している感染リスクが低い国へ旅行への旅行も可能になった。

ワクチン接種に関して言えば3,600万人が一度目、2,000万人が二度目の接種を終えている。

一度目の接種を受けた人数が伸び悩んでいるのは、しばらく前から二度目の接種の方が多く実施されていたからだ。40歳以上の成人の9割が一度目の接種を終えており、地域によっては30代への接種も始まっているようだが、30代の夫も私も接種の案内はまだ来ていないので、感染リスクと重症化リスクが低いとされる若い人には行き渡っていない状態だ。

それでも18歳以上で見ると約70%の人が一度目の接種、約35%の人が二度目の接種を終えているので、年齢だけでなく基礎疾患や職種などを考慮した接種が施されているのだろう。

私の周りで言えば義両親は二度接種済み、義姉と義兄は私と同じく30代だが肥満体型や基礎疾患などの健康状態が考慮され一度目は接種済み(一度目のタイミングからして義兄は二度目の接種も終わっているはず)、夫の友人は同じく30代で健康状態も良く職種も感染リスクは高くないのでほとんどの人が未接種だ。

イギリスのワクチン戦略は驚くほどうまく進んでいると思う。

ロックダウンの効果もあり年末年始のイギリス変異株による感染拡大は落ち着いたし、ワクチン接種に力を入れつつロックダウンの緩和も段階的に進めてきた。

…が、ここ数日でインドからの変異株による感染が増えてきている(17日現在で確認されているのは2323件)。一部の地域で増えているけれど、インド変異株が確認されたのは343の地方自治体の中で86か所なので、感染拡大が早いことを考えるともう一部の地域とは言えないと思う。

イギリスでのコロナウイルスの感染拡大第一波・第二波を見てきて、しっかりルールを決め罰則をつけてロックダウンしないと、イギリスで暮らす多くの人達の生活習慣・感染対策では感染が一気に拡大してしまう、といった印象が私にはできてしまった。

この状況なのにロックダウンを緩和しているので、インドの変異株もあっという間に広がるんだろうな、と思う。

ワクチンのおかげで重症化しない人が多いかもしれないし、死者も少なく済むかもしれないが、感染しやすく若い人まで重症化しやすいように更に変異してしまったら、また悲惨なことになる。

今日ロックダウンが緩和されたが、このイギリスの状況は妊娠後期の私には恐怖だ。

妊娠後期は重症化するリスクが高く、インドのニュースを調べてみればインドでは若くても妊婦が亡くなっており、そのほとんどが妊娠後期の人だった。ワクチンの接種をしていない上に医療崩壊している状況では、妊婦が助かる可能性も低くなってしまう。重症化して妊婦が亡くなる前に、先にお腹の赤ちゃんが亡くなってしまうケースもあったようで、その家族の無念を思うと居たたまれない。

少し前に、ブラジルでは子供や赤ちゃんでもコロナに感染して重症化し、亡くなってしまうケースが少なくないといったニュースを見たし、インドの変異株も30代や40代の若くて健康な人でも亡くなってしまった人が少なくないことを考えると、若くて健康だから大丈夫とは言えなくなっている。

ワクチン未接種で妊娠後期の私にとって、今のイギリスの状況は安全ではない。インドの変異株は怖い。

5月に入って少し暖かくなってきたし感染状況も良くなってきたからと、産後の準備のために買い物に出かけることもあったが、私にとっては危険な状況なのでまた引きこもろうと思っている。今日からロックダウンが緩和されたが、そのせいで私にとっては危険が増えるので個人的にはロックダウンを強化することにする。

この状況なので、ワクチン接種の案内が来たら受けに行くつもりだ。ワクチンの副作用でどうなるか分からないけれど、接種した方が亡くなるリスクや後遺症になるリスクは低いだろう。

とりあえず、自分の身はできる限り自分で守らねば。