コロナウイルス対策として、美容院で消毒は行われているのか

今日は2020年3月5日。このウェブサイトを運営し始めてもうすぐ8年になります。

最近は特に書くこともなかったので記事を更新していませんでしたが、コロナウイルスの感染拡大に伴い、美容院での道具の消毒についてのページが検索・閲覧されることが増えました。

今日はこのコロナウイルスに対する美容院での消毒などについて、私の思うところを書いていきたいと思います。

さて、私が美容師として働いていた頃、仕事で使うシザー(ハサミ)やコーム(クシ)、ブラシなどの道具を消毒したことはありませんでした。そのことは数年前にこちらにも書いています

今回のコロナウイルス感染拡大で、美容師は道具を消毒するだろうかと考えてみましたが、恐らく今まで通りに道具の消毒などはしない人が多いのではないかと思っています。

理由としては、コロナウイルスなど関係なしに、そもそも衛生面を考えても消毒をした方が良いことは知っているはずですが、現場で働く美容師たちにその意識はほとんどないと言えるからです。

実際に私は美容師として数年働いていましたが、一緒に働く美容師、働かせてもらった美容院全てにおいて、日常の業務において消毒作業を行っていはいませんでした。

現場でコロナウイルス対策をと考えたとしても、恐らく思いつくのは手洗いと手指消毒、マスクの使用くらいだと思います。

普段の仕事で道具の消毒をする習慣もなく、道具の消毒の必要性も認識していない人たちが、コロナウイルスの感染防止のために消毒の徹底をするとは、どうしても思えないのです。

仕事で使う道具はお客さんに触れるものだから、道具を消毒する必要がある、消毒をしなければ感染を広める可能性があるといった発想も出てこない美容師も多いのではないでしょうか。

もちろん一部の美容師や経営者は感染の危険性を認識し、衛生管理に関心が高く、徹底した消毒を行うかもしれませんが、それは少数派だと思います。

私はもう美容師の仕事からは離れているので気になって美容師の友人に聞いてみたところ、仕事中にマスクは着用しているようですが、私の予想通り道具の消毒はしていないということでした。彼女からしてみれば、言われてみればそうだよね、といった感じでした。

マスクをすることも大切ですが、それよりも手指や道具の消毒を徹底した方が安全なのではないかと思うのですが、そういった発想は出てこなかったようです。

それは彼女の意識だけが十分でないわけではなく、多くの美容師がそういった感覚で仕事をしているのではないかと、私は思っています。なぜなら彼女は美容師としてのキャリアもあり、恐らく美容師にとっての「普通の感覚」というのを持っていると思うからです。

実際に、彼女は数店舗の規模で運営されている美容院に勤めていますが、コロナウイルス対策として消毒の徹底という上からの指示は特に無かったそうです。

私個人の意見としては、コロナウイルスの対策として消毒の徹底をする美容院は少ないとみています。

コロナウイルスの感染拡大といった面で、美容院での消毒が気になるのであれば、しばらくは美容院の利用は避けた方が良いかもしれません。いつ感染拡大が落ち着くかは分かりませんが、不安なら避けられるリスクでしょうから。

ついでに言及すると、まつげエクステ施術者・まつげエクステサロンについては目元の施術であるということもあり、美容師・美容院よりは道具の消毒・手指の消毒・マスクの着用というのが習慣づいている場合が多いのではないかと考えています。

私がアイリストとして働いているときも、毎客マスクの使用はもちろん、手指消毒と道具の消毒は練習の頃から徹底して身に付けるように教育されたので、無意識に消毒する習慣がついていました。

コロナウイルスに対してどの程度危険視するかは人それぞれ違うとは思いますが、自分が感染し発症しなくとも、自分が感染源になってしまう可能性があることを考えると、できる限りの手洗いや消毒の徹底など、自分たちができる事はやった方が良いと思っています。

残念ながら日本政府の失策により感染の拡大が効果的に防げなかった今、美容師・美容院もそういう意識をもって業務に当たるべきだと思います。

手洗い、手指消毒、お客さんに触れる道具の消毒は徹底するべきでしょう。どこで、誰が感染しているか見えないのですから。

マスク不足ということもあり不安になりやすい状況だとは思いますが、人との接触をできるだけ避け、まずは効果的である20秒以上の手洗いや手指消毒の徹底をして行うなど、自分でできる事をきっちりやっていくしかないでしょう。